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みてみて!!!この文書は全部ぷゆが書いたのりゃ₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎ すごいぬぇ、天才だぬぇ!꒰ᐡ ·̫ ᐡ꒱ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ はじめに 第1章 利用された世代交代1.原住民世代期のゲームウィズ†隔絶された地 †5月の転換 †実は救世主だったアカツキ †波乱続きの原住民世代 †HINAの登場 †HINA事件 †きぬた騒動 †非ナショナリズムが生んだ戦乱 †委縮する人々 †防衛機制としての忘却 †原住民の「伝統」 2.みん作の苦境と復活†ナショナリズムによるドミノ現象 †みん作初期の社会状況 †Duke of Yorkという人間 †自己満足の統治 †冷たい掲示板民の反応 †4月の新たな動き †二つの投票 †急速な発展 †ぐでたま事件 †失敗した隠れん坊進出計画 †みん作は国家になり得たか? †主権と掲示板 3.交流の開始と衝動的併合†隆盛するゲームウィズ・焦るみん作 †けじめのつかない戦争 †併合計画 †実は介入「されにいった」原住民たち †投票と幼稚な宣戦布告 †新たな人々、新たな文化 †無関係画像問題 †自治領構想の決定 †Duke of Yorkの誤謬 †誰が併合を提案したのか †住民投票 †第一章のまとめ はじめに (迷言集) 2023年3月、とあるアカウントがTwitterに誕生した。「隠れん坊掲示板迷言集」である。(このアカウントは現在に至るまで名前を何度か変え、現在では「坊掲示板魚拓」に落ち着いている。) 彼は失敗続きの掲示板民のTwitter進出に関して、比較的成功した部類だった。 では、彼は何をしたのか。彼のやったことは単純だ - 「掲示板」の発信である。彼は掲示板という土地の歴史の探求に初めてメスを入れた。その過程で、はるか昔Duke of Yorkが確立した掲示板史観に挑戦し、独自の見解を示し続けた。 とはいえ、彼の見解が必ずしも正しかったとは言えまい。私自身彼の投稿を始めてみた時、偏りが甚だしいと感じた。偉大な英雄である出雲を「無能」と切り捨て、それと双璧を成す経済産業省の「闇」をハッキリと記述する - 今思えばそれは炎上商法のようなものだったのかもしれないが、しかし少なからず彼自身の復興世代への冷笑的態度の現れともいえるだろう。しかし私が言いたいのは、彼の為した事は確実に価値のあることだということである。 さて、彼の投稿について深く見ていくと、大まかに2つの時代区分があることがわかる。前者は出雲や経済産業省が活躍した、2023年初頭の復興世代の時代。そして後者はその前にあたる時代、つまり2022年8月から12月にかけてのゲームウィズ自治領の時代である。この時代について、私は考えたい。 ゲームウィズ自治領の時代は、文化的な意味で掲示板のターニングポイントだった。先述の掲示板迷言集の発信する情報も含む、現在の掲示板民へのステレオタイプは、ほぼすべてこの時代に集約されていると言ってもよい。Botの大衆化もこの時代だ。文化だけでなく政治も振り返れば、この時代政治はかつてないほど高度に発達した。共和制による権力分散と公安委員会、そして法治主義に向けた改革 - 数度の反動をはさみつつこれらが僅か半年足らずの間に達成されたことは、まことに驚きである。制度的にはみん作のしもべに過ぎなかったが、みん作よりも栄えていたことは確実だ。掲示板の繁栄が極まったと言っても過言ではない。 しかしながら、2022年11月30日に自治領は崩壊する。先述の繁栄ぶりは現在の視点から過去を見渡した時には際立ったものだが、当時の空気は重苦しく、物騒なものだった。私自身これを克明に覚えている。自治領は理想郷になることに失敗した。そうなるポテンシャルは十分にあったはずだ。 では、何が自治領崩壊の原因だったのだろうか?ふと思いつくのは複雑化しすぎた政治、過激主義の伸長、政治的無関心などだ。しかし実際、崩壊を引き起こしたのは単体の原因ではない。それらは複雑に絡み合っていた。政治、文化、人々、そして外圧。不協和が重なりに重なり、そしてついに耐えることができなくなり、悲劇的な崩壊を引き起こした。 この文章では自治領の歴史をもとに、その崩壊の原因を探る。スクリーンショット募集とWeb Archiveの使用、そして当事者へのインタビューなど、出来る限りの資料にあたった。それでも未だに不足しているのが正直なところなので、記憶違いがある可能性は十分にある。読者の方々に於かれてはそれを頭に入れ、決して内容を鵜呑みにすることのないように留意していただきたい。また、文章中人々について批判的なことを書くこともあるが、それは決して私のイデオロギー的見解に基づいたものではないということも記しておきたい。私は「第二の掲示板史」を作りたいわけではないのだ。それでは始めよう。 第1章 利用された世代交代 本章ではゲームウィズ自治領成立までの前史をいくつかの課題に分けて分析する。今回は①原住民世代期のゲームウィズ、②みん作の苦境と復活、③交流の開始と衝動的併合 の三つの課題を選ぶことにしよう。それぞれを課題史として、分けて振り返ることとする。それぞれの問題ごとに時系列を追っていくため、全体的な時間の流れでは往来を繰り返すことになる。 本章において取り扱う課題がゲームウィズのみならず掲示板そのものに深く根ざしたものでもあるので、必要に応じてゲームウィズの外の出来事についても触れるだろう。しかしこれら三つの課題の考察によって、自治領成立前に蒔かれた(もしくはすでに蒔かれていた)問題の種を明らかにできるだろう。 1.原住民世代期のゲームウィズ 人々がゲームウィズについて語る時、専らその平和な時代は「原住民世代」にあった、と言われる。すなわち自治領が成立する前の時期、2022年5月から7月だ。この史観は、前提として「悪夢の自治領時代」という捉え方を必要とする。また、以後の復興世代に対する冷笑も前提としてあるだろう。 私から言うならば、このような二元論が流布していることは誠に遺憾であると言える。「平和な原住民世代」と「悪夢の自治領時代」という二項対立では自治領崩壊の原因はとらえきれない。視野を狭めてしまうだけだ。 迷言集は原住民世代の解説で、彼らが平和な世代だと言われることを「誤解」だと切り捨てている。私はその意見に強く共感する。さらに言うならば彼の記述は問題の核心に幾分近いのだが、このことは後述する。 †隔絶された地 ︎︎ゲームウィズは非常に長きに渡り日の目を浴びてこなかった土地だった。2021年にはゲーマチは隆盛していた。政治的変動が嵐のように巡っていた時代である。その中で幾度か掲示板の移転が図られたが、にも関わらずゲームウィズはその候補に全く上がらなかった。 ︎︎掲示板独立においてもそれは同じだった。時の指導者Duke of Yorkらはサジェストが有利で、画像投稿と名付けが可能なゲームウィズには目もくれず、代わりにみん作という低性能・不安定かつ何処の馬の骨ともとれぬサイトを提案した。独立直後には羽虫がゲームウィズの保護を宣言したが、逆にゲームウィズの周縁化に繋がることとなる。彼らはゲームウィズを露骨に軽視していた。 ︎︎この理由は簡単で、彼らはゲーマチ時代からの生え抜きの人間だからである。分野ごとにページが作成・編集できないというゲームウィズは、これまでゲーマチでそれらに慣れ親しんでいた彼等には酷く劣ったものに見えた。Duke of Yorkに至ってはゲーマチ時代「編集の自由」をスローガンにしていたこともあって、なおさらである。 このような理由からゲームウィズは辺境の不毛な土地と捉えられ、2022年4月頃まで定住する人間も出なければ、ほぼ全く注目されていなかったのである。 †5月の転換 掲示板が掲示板のみで成り立っているものではないということは、実は長らく忘れられていたし、忘れられがちである。独立に酔いしれていた当時のみん作指導者たちもそうだったようで、ゲームウィズに発展の見込みなど全く存在しないとみなしていた。 しかし2022年5月、ゲームウィズに人口が流入し始める。この転換点となる流入でやってきた人々は1鯖民、ないし357鯖民。掲示板を連絡用に利用しようとしていたと思われる。実際、当時の書き込みと言えば宣伝と鯖番号の伝言、鯖内での出来事への愚痴やメンバーへの陰口が主であった。具体的な人名を上げるならば2世、すと、シノン、波玖、アカツキ、スキットルちゃん!、藻類Jだ。 この時、ゲームウィズへの流入はあったのに対してみん作にはほとんどなかった。やはりその原因はみん作の低性能だろう。連絡用に用いるにおいて、写真が投稿できない、名前が付けられずIDを覚えなければならないなど、これ以上ない不便さだ。ばかばかしいことに、この点を独立時のみん作首脳部誰もが理解していなかった。 †実は救世主だったアカツキ しかしながら、流入した彼らはまだ掲示板民とは言えなかった。定住が未だなされていなかったためである。彼らのゲームウィズへの認識は「便利な連絡ツール」であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。まして掲示板に帰属意識を持つなど夢のまた夢だ。 意外にも、彼等を掲示板民化させるキーパーソンとなったのはアカツキだった。のちにネカマとして苛烈な誹謗中傷を受け、そして現在でも立場が回復したとは言えない彼である。 アカツキはもともと前年の夏頃からゲーマチにいた。37鯖民であった彼はかつてDuke of Yorkに協力したこともある。そうして掲示板の何たるかを彼は熟知していた。半年以上の月日を経て再び掲示板に降り立った彼は、原住民世代の間で診断メーカーブームを引き起こした。シノン、波玖、スキットルちゃん!等がこれに便乗し、ゲームウィズは史上初の盛り上がりを見せた。これは原住民世代の定住という視点で重要な出来事であった。続いて6月のお絵描きブーム、少し遅れて7月には「やあみんな、俺だ!」構文が流行し、ミームとなった。ゲームウィズ特有の文化であるミームはこれが発祥である。 このような過程の中で、6月に入る頃には5月に流入した人々は雑談目的でもゲームウィズを使用するようになり、離散が防がれた。この意味で、アカツキは救世主と言える。 †波乱続きの原住民世代 6月も中頃になってくると、元荒らし団員のれみーがゲームウィズで復帰。これを以て「原住民世代」の時代がスタートした。 さて、一見平和とみられるこの時代。そこで最初に起こったことは何だっただろうか?答えは「喧嘩」。そしてその次に「偽者騒動」である。 まず前者から見ていこう。先ほどゲームウィズに参入したれみーという人間だが、はっきり言って中々の曲者であった。当時小学6年生にすぎなかった彼は、少年特有の鋭い他者への攻撃と躊躇ない差別用語の使用で多くの物議を醸した。そして主にその攻撃のターゲットとなったのがシノンである。もっとも、彼も負けず劣らずの変わり者だった。中学生だが不登校で、ホロライブ好きという特性はれみーの格好のターゲットとなった。だが何よりも他を怒らせたのは彼がプロセカの画像をゲームウィズに貼りつけたことである。2世もこれには苦言を呈していた。結果、多くの喧嘩がれみー・2世対シノンという形で起こった。彼らの性格特性やこの対立の構図は、なんと自治領時代にまで尾を引くこととなる。 そして後者。ゲームウィズはID機能が存在せず、ログインしない限り本人である証拠が取れない。みん作とは真逆の弱点だ。このため偽者が頻発した。7月3日にシノンが最初の被害に遭い、7月5日には波玖が次の被害に遭った。波玖はアカウントをいち早く作っていたにもかかわらず、この偽者はそのアカウントごと模倣した。彼女はシノンと違って恨まれるようなことはないはずだっただけに、一層恐ろしい。7月8日にはアカツキの偽者が現れる。 これの騒動は全てが1日で鎮静化し、大勢に大きな影響は与えなかった。しかし「平和」ではないことは明らかだろう。そして実は、原住民世代にはこれよりも大きな、胸糞悪い、そして致命的な事件が待ち構えていたのだ。 †HINAの登場 (HINA) 7月8日のアカツキの偽者に話を戻そう。例の如く、彼女も同日の日が暮れるころには偽物を看破され、白状した。しかし他の偽者と決定的に違ったのは、その後もゲームウィズにとどまったことである。 彼女は自分を「HINA」と名乗った。そしてアカツキに自分が偽者したことの詫び、自分は男だが女として扱われるのが楽しいのでそうしてほしい旨を伝えた。意外なことに、ゲームウィズ民はこれに同意した。果たしてその中にあったのは良心か、遊び心か。それはともかく、これがのちに原住民世代のヒロインとして知られるHINAの誕生である。 彼女は陽気な性格で、またノリも幾分良かった。交友関係を築くのにそう時間はかからなかった。特にシノン、波玖の両者とは仲が良く、Twitterでも交流していた。また、私は彼女が女声の出し方を話題にれみーと会話していたことを覚えている。HINAはみん作へも顔を出し、そこで過去に独立を主導した紅葉&三日月と友人となった。(一説にはネット恋愛に発展したとも)Duke of Yorkも彼女の存在を認知していたはずだ。 このように彼女の交友関係は拡大していった。7月27日時点で彼女は間違いなく成功していたし、周囲から好かれていた。ところで、私は「原住民世代のヒロイン」の部分で一つ言葉を抜かしてしまった。正しくは、彼女は「原住民世代の悲劇のヒロイン」である。 †HINA事件 7月28日、それまで守られていた合意が唐突に反故にされた。れみーと2世の両者が急にHINAをアカツキの偽者行為で非難し始めたのである。 これは全く不可解なことだ。なぜこのタイミングなのか。詫びはあったし、今蒸し返す意味などないではないか。しかし、恐らく深い意味はなかったのだろう。れみーらからしてみれば所詮合意など気まぐれの産物で、叩きたければ叩くのが道理なのだ。(まったく破綻しているが) この時攻撃を受けたHINAはシノンを頼った。TwitterのDMか、もしくは隠れん坊の個人的な鯖で話し合い、自分がトランスジェンダーかもしれないと伝えた。シノンはHINAへの誹謗中傷の嵐の中、れみーらをトランスフォビア(同性愛嫌悪)と非難した。波玖も消極的ながらHINAを擁護した。れみーや2世は全く意に介さず、バッシングを続行した。名無しでバッシングに参加する人もおり、その中にはHINAを「精神病」「ゲイ」となじる声まであった。アカツキに関しては偽者を許していたはずだが、その実まだ根に持っていたらしい。「HINAはトランスジェンダーとは思えない」と結局HINAを批判し始めた。最も私がまともに思えたのは藻類Jという人物の言葉であり、「トランスジェンダーといった個人的問題について誹謗するのは間違っている」と人々をなだめていた。(彼も影は薄いが原住民の一人だ) だが事件は最悪の展開を迎えた。一夜に及ぶ非難の応酬の末、HINAはアイコンを真っ黒にし、「消えます、ごめんなさい。」の言葉と共に失踪した。れみーと2世は一人を消すことに成功した。私刑は成功した。これは明らかな自力制裁で、後の自治領時代何度も起こることだ。 腫瘍はこの時代からあった。逆に言えば、ここで止まっていればまだよかったのかもしれない。しかしHINAの失踪以上に悲惨なことに、この事件はすぐさま忘却された。あれほど擁護していたシノンでさえこれを語らなくなった。本来こうした文章で筆者の情を挿入するのはご法度なのだが、敢えて言うと私は彼女に非情に同情する。それは彼女のアイデンティティを踏み荒らされたという事象もそうだが(これに対する同情の意を示すために私は「彼女」を一貫して代名詞に用いている)、それ以上に、彼女が言うなれば「無駄死に」してしまったからだ。誰も事件から教訓を得なかったし反省もしなかった。HINAは生贄にすらなれなかった。そして同じような悲劇が繰り返される。 ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスは「歴史は繰り返す」との名言を残した。まさしくその通りだ。 †きぬた騒動 さて、一方で7月初頭辺り、原住民世代の故郷である357鯖・1鯖では、きぬたと呼ばれる人物が猛威を振るっていた。私は彼に会ったことがないため断言はできないのだが、彼はどうも悪評の絶えない人物だったらしい。客観的に疑いようがないと思われる情報を上げるならば、彼は相当の電車好きで、珠紀という名前の女坊民に恋をしていた、鯖民から酷く嫌われていた、555鯖という秘密チャンネルを復興しようとしていたということだけだ。 7月16日より、原住民世代を通じて掲示板にもきぬたへの不満がぶちまけられ始めた。最初にきぬたへの異議を強く申し立てたのは波玖で、彼女によれば自分含む女坊民への酷いセクハラがあったという。ついで2世がきぬたを非難し始めた。HINA事件でも見受けられたように、彼は原住民世代ではタカ派(過激派)に位置していた。彼はみん作にきぬたの「悪行三昧」を羅列するページを「人物紹介」に作り、荒らし、セクハラ、「タヌキの鳴き真似をチャットに打ち込む」(原文ママ、一体タヌキはどのように鳴くのであろうか?)等の罪状できぬたを糾弾した。 しかし、きぬた側も黙ってはいなかった。7月27日に「親きぬた派」がゲームウィズで示威行動を展開したのだ。彼らは恐らくきぬたの自演ないしは原住民世代に鯖内で敵対している人々だった。正直外野から見ていた私からすると、彼等の行為はどことなく間が抜けたものに感じられた。ほとんどの人々は名前を付けておらず、さながら2014年のクリミア併合時の「リトル・グリーン・メン」を想起させた。彼らは思いつく限りの暴言を吐いたが、原住民の火力には及ばなかった。しかしこれが引き金となって原住民世代の怒りは沸騰。HINA事件からわずか1日で再び私刑勃発の危機が迫ってしまう。 エスカレートが続いたこの騒動の顛末は、結局Duke of Yorkに利用され、ゲームウィズとみん作の従属的結びつきを強めただけとなる。そのことについてはまた後述する。ともかく、親きぬた派は8月に入る前に霞のように消えた。 †非ナショナリズムが生んだ戦乱 ここまで見てきたように、原住民世代が平和な世代だったというのは完全な幻想だ。自治領時代の掲示板民と同程度に民度の低い人間たちだったことに疑いようはないだろう。 しかし、なぜこのようなことが起こってしまったかについては考える価値がある。 思うに、その原因の一つは掲示板ナショナリズムの未浸透だ。そもそも原住民世代たちは定住を始めたと言えども基本的には自身の鯖があるので、7月時点ではそこが活動の主軸になっていた。そうなると彼らは鯖内での人間関係を全てゲームウィズに持ち込み始める - 友好関係も、敵対関係も。結果引き継がれた人間関係のうち悪質な物はゲームウィズで爆発した。きぬた騒動はこの最たるものだ。また、シノンとれみー・2世の対立も大方ゲームウィズ内で発生していたというよりかは、彼等の鯖の中で発生していたのだろう。 掲示板ナショナリズムが浸透している場合、このようなことは起こらないはずだ。何故なら彼らは本質的に「掲示板民」という同胞であるからである。実際、ナショナリズムが浸透した自治領時代前半、悪い人間関係が持ち越された結果の対立が「新たに発生」することは減少した。残念ながら後半になると人間関係の輸入先がTwitterとなり、そこでの喧嘩が崩壊の一因ともなるのだが。 †委縮する人々 過激主義は原住民世代や自治領時代だけでなく、あらゆる時代で掲示板の抱える懸案であり続けた。過激主義を行う人々というのは、原住民世代過激主義の筆頭だった2世が自治領時代に(それが絶対的なものか相対的なものかは置いておいて)穏健路線に転換したことからもわかるように可変であり、誰もが過激主義者になり得る。私はこれを「過激主義の凡庸性」と呼んでいる。 過激主義が凡庸である以上、原住民世代の過激主義による私刑はそれを執行した側に特異性を認めることはできない。(勿論原因そのものは彼等だが) むしろ私は当時過激主義者では「なかった人」に注目したい。通常、過激主義の台頭が起こると、それに反発する人々が更なる過激主義に走るか、または鎮静化を訴える。政府のような行政機関がある場合は公的権力による規制が行われるかもしれない。 しかし原住民世代の人々は過激主義に委縮し、個々の事案の内容には声を上げても、私刑のような行為に声を上げなかった。理由は単純で、声を上げてしまうと過激主義側の人との人間関係が掲示板上だけでなくゲーム上でも破綻してしまうリスクがあるからだ。 原住民世代のゲームウィズに充満していた雰囲気は本質的に人間関係崩壊に対する恐れの感情を内在しており、個々人の行動はそれに強く規定されたものだった。過激主義に対する萎縮も当然その一つで、また最も代表的なものだ。れみーのような図太い過激派がいるようなこの状況は彼らには利益をもたらし、繊細な人々ばかりが損をする。そのため健全な状況では無い。 †防衛機制としての忘却 そしてさらに、極めつけは忘却だ。HINA事件のように、原住民世代では過激主義によって引き起こされた事件は即座に忘却された。よって人々は何も学ばず、後味の悪さだけが残る。 私はこの忘却は、オーストリアの心理学者フロイトの言う「防衛機制」の一つではないかと推測する。防衛機制とは心的ストレスへの対処として人間の無意識下で機能するとされる心理的メカニズムだ。 個々が密接に互いを知っている原住民世代では、「極悪非道に見えた過激主義者が実は仲の良い人だった」という事象がしばしば発生する。このようなことはしばしば人に心的ストレスをもたらす。先述の理由からたしなめることはできない……そうなると、防衛機制の「忘却」が働く。その働きは文字通りだ。人々は起きた事件を忘れていく。この一連の流れは無意識下でなされるため、忘却側はなんら罪悪感を持つ事は無く、結果として何事もなかったかのように快適に過ごせるのだ。 しかし当然これでは「歴史から学ぶ」どころか、都合の悪い事実が消し去られてしまう。人間関係は幾分恩顧主義的になり、やはり先述のように過激主義者だけが得をするようになっていくのだ。 †原住民の「伝統」 原住民世代のこの性質は特筆されるべきものだ。対立を恐れるがゆえに身内の過激主義を野放しにすることが、原住民世代の時点で常習化していた。過激主義の放置だけではない。のちに対立を避けるナイーブな試みはあらゆる分野で広がっていく。政府があればこれは「身内びいき」だが、問題は政府が存在しないのにこれが起こっていたことだ。 自治領時代、この不気味な性質に辟易した原住民世代でない人々は「事なかれ主義」と表現した。もしくは「なれ合い」や「茶番」と嘲った。しかし如何なる嘲笑も批判もこの性質を克服できず、原住民世代がいなくなった後でさえ掲示板にこびりつき、悪しき伝統として居座り続けた。 私は自治領時代の所謂選挙や公安委員会の機能不全、共和制の独裁化、ひいては復興世代の出雲の「穏健主義」といったものは、全てこの伝統を要素として内包していると考える。原住民世代の生み出した伝統が掲示板を変えてしまったのだ。これと、先述の外部の人間関係の引継ぎこそが、蒔かれていた問題の種なのだ。 2.みん作の苦境と復活 振り返ると、ゲームウィズ自治領での騒乱の半分以上はみん作との関係を念頭に勃発したものだ。下記はそのリストである。 ゲームウィズ動乱(8月15日 - 16日) MEELINIKの乱(8月26日) キレナイカの乱(9月1日, 9月4日) みん作統合運動(9月4日) ワロター復権運動(9月26日 - 10月2日) 分離主義者1984の乱(9月30日) Duke of York締め出し事件(10月1日) 10月冷戦(10月1日 - 11月18日) 掲示板史解説botリンチ事件(10月24日) 第二次掲示板内戦(10月29日) 11月暴動(11月14日 - 11月22日) これは意外な事実だ。大多数の掲示板民は、自治領発足当時みん作との関係がこれほど足枷になるとは予想していなかった。みん作管理人のDuke of Yorkは憤慨したに違いない。併合は投票で決まったではないか、しかも憲法であれほど譲歩してやったではないか……その流れは後述するとして、事実として自治領の歴史にはみん作、そしてDuke of Yorkが常にまとわりついてきた。彼が掲示板にいい影響を与えたかと言われると、どうもそうだとは言えない。それが何故かを探るには、みん作の歴史をさかのぼる必要がある。 よって、ここではゲームウィズとの交流に至るまでのみん作の歴史をまとめる。そしてみん作、ひいてはのちの自治領でも重要なアクターであるDuke of Yorkという人物についても紐解いていく。 †ナショナリズムによるドミノ現象 2021年11月13日の掲示板革命は、それまで急速に高まっていた掲示板民のナショナリズムの表出であった。だからこそ事は全て円満に運び、荒らし団へのクーデタという側面があった(=革命の標的でないのに不利益を被る人々がいた)にもかかわらず、Duke of York、羽虫といった指導者たちは喝采を以て迎えられたのである。 しかしながら革命後一週間も経たずして、彼らはナショナリズムとサイト運営の行う規制の致命的な矛盾に気づいてしまった。ナショナリズムは相変わらず高まり続け、そして人々はGamerch運営をターゲットにし始め、革命指導者と同じ陣容の人々がみん作での掲示板独立(12月5日)を敢行するに至る。 ナショナリズムのピークは独立派と保守派の掲示板内戦(12月5日 - 11日)だった。先述の「革命で不利益を被った人々」は、急進的なナショナリズムに我慢の限界を迎え、Duke of Yorkらに宣戦布告した。熾烈な内戦は掲示板を二つに割った一方、みん作の人々は自らが「歴史の一部となっている」ことを肌で感じ、興奮を覚えていたことに違いない。 一連の革命、独立、内戦はドミノ的な連鎖反応であり、保守派含む当事者は論理的な思考をはさむ余地など一切なく、脊髄反射的に意思決定を行っていた。そしてそれを後押ししたのはほかならぬナショナリズムだ。しかし、目下の大問題が終結し、ドミノ止まったとき、人々はどうなるであろうか? †みん作初期の社会状況 けだし、当時のナショナリズムとは非ニュートン流体のようなものだった。「運営の弾圧」のような外圧が掲示板全体に降りかかっている時には強度を増すが、それらが無くなれば弱っていく。 12月11日に掲示板内戦が終結すると、勝者のはずのみん作はまるで敗者のような惨めな状況に陥っていく。画像は投稿できない、名前は付けられない、編集はできるが勝手がわからない、頻繁にアクセスができなくなる - これらの無視されていた諸問題が降りかかった。今までナショナリズムに傾倒していた人々はまじめに考えざるを得なくなった。果たしてこれがGamerchより良いものなのか、独立は正しかったのか……自信を持って答えられない。しかし内戦期にあれ程独立派に加担しておいて、今更「実は独立は間違いだったのかもしれない、ゲーマチに戻ろうぜ」なんて言えるわけがない。そうなると彼らは八方ふさがりとなり、結果静かにフェードアウトしていくしかないのだ。 実際、みん作最初期の時点で独立支持者だった犬神、れこむ、多趣味な暇人、執事(自治領の執事とは別人)などが消えていった。皮肉にも独立を達成したがために、ナショナリズムは明らかに破綻した。極めつけはDuke of Yorkの盟友羽虫で、12月12日に独立政府の管理人に就任したにも関わらず、10日ももたずして無言で失踪した。人口は二桁を大きく下回り、一週間前には考えられなかった過疎の二文字が現実味を帯び始める。 社会には失望と閉塞感が渦巻いて、一つの重苦しい空気を作っていた。おまけにその絶望感に、ゲリラ化した保守派残党のサイバー攻撃が拍車をかけていた。羽虫の後継としてみん作管理人となったDuke of Yorkはこれにどうにか対処しなくてはならなかった。 †Duke of Yorkという人間 (Duke of York) ここで、Duke of Yorkという人間について考察しておきたい。 まず最初に、私は彼のことを超人だとは全く思っていない。むしろ他の掲示板民と同じように俗物的で、本来的にはカリスマ性もない。もちろん彼には人並み以上には教養も、信念も、威厳もあった。だが超人ではないだろう。私がこれをわざわざ言うのはこれまでの彼に対する記述が全て「彼が何を成したか」にフォーカスしており、「彼がなんであったか」にはフォーカスしていないからだ。業績を羅列するだけなら超人に見えてしまいそうだ。だが、自治領含む掲示板史に影響を与えてきたのはほかならぬ「彼自身」なのである。 さて、私は先ほど彼のことを超人ではない、俗物と断じた。しかし現実問題として彼は多くの人に支持され、崇拝すらされてきた。では、一体彼を何が特別なものとしたのであろうか?それは無論、彼の業績だ。人々はみな業績ありきで彼のこと判断した。結果、後発的なカリスマ性が生まれ、超人のイメージができる。そして支持が高まる。 しかしこれでは結局「彼が何を成したか」にフォーカスしているに過ぎない。ではその業績の原動力となったものは何だろうか? 私は、彼には並外れた衝動性と集中力があったことを提起したい。彼は世界史を嗜み、掲示板史のような文章を書くのだから、論理的思考力は平均よりかはある人間のはずだ。しかし論理的な思考にとどまった場合、例えば先程ナショナリズムの末に地獄を見たみん作のような行動は起こせないはずだ。ナショナリズムに論理性は希薄であるからだ。 しかし彼は自身を閉じ込める論理性の壁を、それを上回る衝動性で貫いた。彼の即断即決的な(そして時々非論理的な)行動の数々は衝動性が生み出した。「やりたいから、やる」というのは人間の基本的な思考だが、彼の場合はそれが人一倍強かったのである。そして重要なことに、その衝動性には常に歴史に対するロマンがまとわりついていた。だから彼は自身の業績に「革命」だの「内戦」だのと言った壮大な単語を選び、名付けたのだ。掲示板ナショナリズムもその一環だと言える。 そして衝動から発生した行動を成就させるのが並外れた集中力である。思えば2021年の一連の動乱は全て単純なものではなく、ひどく長引いたものだった。11月から12月半ばまで彼は掲示板の主役であり続けたわけだが、その間集中力を切らさずに自らの仕事をやり抜いた。 このような特性から生まれた業績が平凡な彼を特別なものへと至らしめた。蛇足かもしれないが、この衝動的・過集中という特性は注意欠如・多動症(ADHD)の症状にぴったりと合致する。「Duke of YorkはADHDだから成功した」などと言うつもりは全くないが、界隈の中では「ガイジ」と言われて差別されかねないような特性を持った人間が、そのおかげで掲示板のスターとなったということは皮肉なことだ。 実際、これらの特性は良い事ばかりをもたらしたわけではなかった。特に前者に至っては自治領を幾度か大きく危険に晒すことになる。 †自己満足の統治 閑話休題、残念ながら羽虫引退後の12月下半期のみん作は完全なお通夜ムードに包まれていた。人々は独立が死産したことを明らかに悟っていて、独立政府の指導者に最早英雄の姿を見出すことはできなかった。だが保守派は壊滅し、残党がサイバー攻撃をするだけになり下がった。結果、繰り返しになるが人が消えていったのだ。Duke of Yorkが管理人職を継いだのはそういう時期だった。 さて、そこから2022年3月頃までの彼の統治を結論から言うと、彼は全く根本的な解決を試みようとしなかった。独立が失敗だったなど、彼からすると認められたものではなかった。何故なら彼はそのためにGamerch運営を敵に回し、10人以上の保守派を粛清し、更には旧掲示板を犠牲にまでしたからだ。そして何よりも、ロマンの塊であったはずの掲示板独立とナショナリズムがこのような惨めな展開を迎えている現実を認識できなかった。 よって、彼は自分を認知的不協和から解放するために、自己満足に徹した統治を開始した。ボロボロの掲示板ナショナリズムをさらにひきずり、明らかに必要のないはずの「国歌」まで作った。保守派残党の攻撃に対しては「テロ」と強い口調で非難するも、これはナショナリズムを扇動しただけに過ぎない。彼はみん作を文字通りの国にしようとした。12月からの4か月、ひたすらそれに邁進し続けた。 †冷たい掲示板民の反応 過疎や性能不足という現実的な問題が目の前にあるのに、そこから目をそらしてナショナリズムを煽ることは掲示板民を憤慨させた。国歌のページには「痛々しい」というコメントが寄せられ、独立派でDuke of Yorkを支えた紅葉&三日月さえも未来への悲観論を公然と口にするようになる。チャンネル掲示板には悲嘆の詩が投稿された。実際、残った人々は諦めて過疎をただ傍観していただけではない。紅葉&三日月のような人々はみん作を隠れん坊オンラインの掲示板と名乗れるように、攻略情報を満載したページを作り体裁を整えた。彼らは彼らなりに努力していたのだ。だが、Duke of Yorkはそんなことは全く意に介さなかった。自己満足の世界に他者が入り込む隙など一寸もなかったようだ。 ここで、読者はこう思うかもしれない。「Duke of Yorkがナショナリズムを引きずったのは自己満足のためではなく、単に人々の不満を逸らしたかったからなのでは?」と。確かにそうした例は現実でも多くの破綻国家にみられる。パシニャン政権のアルメニア、ユーシチェンコ政権末期のウクライナ、現在のロシア……枚挙しだしたらキリがない。 しかし、Duke of Yorkは本当に人々のことなどどうでもよかったのだ。「ナショナリズムを持ち出したところでどうにもならないのは明白だ。しかし、それ以外の選択肢(Gamerch帰還など)は断ち切ってしまった。ならば、せめて自分を満足させよう」といった具合だ。実際、3月になってもナショナリズムにこだわり続けていたことが一番の証左だろう。 この時期の出来事で唯一重要なことは、1月にゲームウィズを併合しようとして失敗したことだ。これが先述のゲームウィズ前史に載せられていないのは、それが自己満足を得るための行動で、ゲームウィズに何の影響も与えない馬鹿馬鹿しいものだったからである。本人も本気で併合できるなど思っていなかっただろう。しかし「ゲームウィズの併合」という行為が彼の中でロマンを秘めたものであったことは忘れてはならない。半年後の出来事と直結しているのだから。 †4月の新たな動き 4月になると状況はやや好転した。理由は未だに不明だが、過疎が若干和らぎ始めたのだ。対処する施策は全く行ってこなかったし、ゲーム自体に変化があったわけでもないだけに、この現象は本当に謎だ。 Duke of Yorkは相変わらずで、このころになってもナショナリズムを進め続けていた。掲示板史の1つ「掲示板内戦」はナショナリズムと彼の世界観の集大成だった。(内容はまったく酷いもので、冒涜的なまでに不正確だったが) そんな中、徐々に人々もナショナリズムに染められていくという現象が起こる。独立以来初めてDuke of Yorkと大衆の利害が一致した瞬間だった。みん作がようやく軌道に乗り始めたことを察知したDuke of Yorkは旧保守派の名誉回復を開始した。ナショナリズムの文脈から見れば彼らは「保守・独立」以前に「掲示板民」であり、敵対する理由はないからだ。この寛容さはこの時期のみん作にみられる大きな特徴で、また発展の要因でもあった。これによりみん作に天見ライ、リソソームなど(ただし、リソソームは定住しなかった)が帰還し、後にれみー、やるーなどゲームウィズ民もみん作を訪れるようになる。こうしてみん作は過去の敵対関係を清算することに成功した。 †二つの投票 掲示板民のナショナリスト化を示す二つの投票がある。一つは非戦法制定投票、もう一つはオンライン鬼ごっこ投票だ。 前者から見ていこう。これもまたゲームウィズに全く影響を与えなかったので省いたことだが、原住民以前のゲームウィズではまれにDuke of Yorkに反対する人々のたまり場となることがあった。4月16日に反対派の一人がゲームウィズで「みん作のサイトを落とした」という犯行声明を出し、更にみん作に宣戦布告する事件があった。これに対しみん作では戦争に応じるよう要求する論調が高まったが、一方で反戦の声も上がった。Duke of Yorkは収拾がつくか不明瞭な戦争にロマンを感じず、むしろ「国家としてより正常に思える」方法である投票で戦争を禁止する法律の可決を試みることを決めた。結果、4月23日に非戦法が賛成多数で可決、成立した。Duke of Yorkはさぞかし自信をつけただろう。 一方、後者のオンライン鬼ごっこ投票では違った展開があった。5月にiGeneが発表した新作ゲーム「オンライン鬼ごっこ」は隠れん坊オンラインとよく似ていたうえ、製作元も同じだった。よって、掲示板を隠れん坊オンラインだけでなく、オンライン鬼ごっこにまで広げることが試みられた。非戦法の時と同じようにDuke of Yorkによって投票が開始された。結果は否決で拡張は立ち消えになったが、彼にとってそれは問題ではなかった。重要なことは、人々が投票行動を通じて自由意思で掲示板の方針を決めていることだった。彼の眼には掲示板が国家になりつつあるように映っていた。そしてそれこそが彼の目指したものだった。 †急速な発展 イデオロギーに迎合する人々が現れたことで、みん作は急速な文化的発展を迎えることとなる。 Duke of Yorkがこれまで血眼になって取り組んできたロマン目的のページはその重要なファクターとなった。掲示板史では5月29日に「時系列でみる掲示板の歴史」が執筆され、掲示板史観に基づいた正式な歴史認識となった。100%正確な歴史では当然ないが、みん作民はこのページの影響を少なからず受けただろう。(何を隠そう、私もそのページを出典として今この文章を書いている) 「人物紹介」も反響が大きかった。誰が制作したのか明らかになっていないこのページは、坊民を片端から紹介するという物だった。大きな特徴として、自由編集が可能にした複数人の分業によって執筆されていたというものがある。そのため人々の自己顕示欲を取り込んでいった。このページは何度か荒らしに遭い、6月頃には編集用と固定用にページが分割されたが、その後も11月まで更新され続けた。紅葉&三日月が取り組んでいたデータベース的なページ群は注目を浴びにくいが、これも発展の重大なファクターだ。 6月11日におかおかぴーによる個人情報晒し事件(いわゆる「侵入者事件」)がTwitterで発生すると、Duke of Yorkは外野かつ現役坊民でないことを武器に事件のあらましや仕掛けを開設・考察するページを作成した。このページがTwitterに引用されたことで、みん作の地位は界隈全体で大きく上昇する。同時に、内政ではDuke of Yorkは掲示板内から安全保障のためと称してチートリンクを削除し始めた。やはりこれもナショナリズムと結びつくことで支持率はさらに高まった。 その他、ページ作成以外の点では有名な「北カフカス連邦」の初出は実はこの時期である。人々はみん作を「隠れん坊オンラインのデータベース」として見るようになり、外部からも多くの人々が訪れるようになった。まさにみん作はこの時絶頂期であったと言える。6月18日のえろぐろ掲示板解体で勢いは弱まるが、その後もナショナリズムを資本に発展は続いていった。 †ぐでたま事件 だが、もしあなたが今までの文章を見てナショナリズムを無条件に肯定したくなったならば、それは早計かもしれない。ナショナリズムは事件を引き起こした。これは触れざるを得ないみん作の負の側面だ。 事件が起こったのは5月22日。みん作をプラットフォームとしていた「さわってぐでたま3どめのしょうじき」というモバイルゲームの掲示板を、みん作民を名乗る人間が荒らしたという。ぐでたま掲示板は恐らくすべてが管理人によって作られた掲示板で、それなりの労力を費やしたものだった。そのため激怒したぐでたまの管理人はみん作に押し掛け、越訴を引き起こした。彼は犯人の引き渡しと謝罪を要求していた。 しかし犯人は名乗り出ず、更に本来こうした場合に責任者であるべきDuke of Yorkは黙殺を決め込むという無責任な行動をとる。業を煮やしたぐでたま管理人は25日に「坊民は全員ろくでなし」と掲示板で発言する。なんとこれに今度は掲示板民が激怒して、怒った彼らの一部はぐでたま掲示板に乗り込んだ挙句同地を占拠してしまう。更にぐでたま管理人は一連の事件を自演扱いされ、チャンネル掲示板から追放されてしまった。 占拠に参加した人々に言わせれば、「ぐでたま管理人は坊民と掲示板民の名誉を傷つけた」「主語が大きすぎたのが悪い」とでも言うのだろう。恐ろしいことに、掲示板ナショナリズムの下ではこのロジックが成立してしまう。だからこそDuke of Yorkも静観していたのだろう。 こうしてみん作とそのナショナリズムは、一つの掲示板を滅亡状態にまで追い込んでしまったのだ。 †失敗した隠れん坊進出計画 迷言集もこのことについて取り扱っていたが、6月に入るとDuke of Yorkは掲示板を隠れん坊にそのまま輸出しようとした。すなわち、人々を隠れん坊内でも掲示板という「横の糸」で結びつけようとしたのだ。さらにゲーム内に掲示板を冠した存在を作ることで、外部にも掲示板の復興をアピールする狙いがあった。 この理念に沿って、計画が掲げられた。掲示板クラン「ベルクト」の創設、そしてその本拠地としての掲示板鯖創設である。ベルクトのロゴが考案され、ルールの書かれたページが作られた。かなり詳細なルールが書かれており、中には「ベルクトを実力行使のための機関として扱う」とさえ書いてあった。(言うまでもなく、掲示板ナショナリズムの表れだ) 計画はそこまではよかったのだが、メンバーを募集する段階になって暗雲がたちこめる。みん作の弱点「名前が付けられない」によって、誰をクランに入れるべきか、そもそも誰が入るつもりがあるのかが明確に把握できない。加入を表明した次の日にはIDが変わったり、日程が建てられなかったり……そんなことをしているうちに、計画は停滞し、進まなくなっていった。 最終的に誘える人がいなくなったDuke of Yorkは自らゲームウィズに赴き、当時ほぼ全く接点のなかった原住民世代にクランへの加盟を提案するという、ナショナリズム的に破綻した暴挙に出る。これを当時の2世に「メリットがない」と一蹴されたことで、隠れん坊進出計画は失敗に終わってしまった。 この失敗はDuke of Yorkに1つの方針を決定させた。それは外部に進出するよりも先にまず掲示板を統一し、人々を連帯させ、国家化を進めようという方針である。 †みん作は国家になり得たか? 先ほどから私はDuke of Yorkはみん作を一つの国にしようとしていたと説明している。しかし、実際そのようなことは可能だったのであろうか。 結論から言えば、2022年6月の時点では可能だった。「国家の三要素」という言葉が存在する。これは国連などで用いられる法学的な国家の定義だが、実際国家を作り上げようとすればこれらが必要最低限のものであることはまず間違いない。三要素の内容は領域・国民・主権である。この三つはみん作に揃っていたのだろうか? 領域は当然存在した。みん作そのものだ。次に国民。独立から翌年3月までの過疎に苦しんだ時代を思い出してほしい。あの時、国民はいないに等しかった。正確には少数でも常にいたが、Duke of Yorkの自己満足の世界では先述のように考慮に入れられていなかったのだから、存在しないも同義だ。しかし人が増え、Duke of Yorkもそれを考慮に入れるようになったこの時期になると話は変わり、存在していることになる。 †主権と掲示板 最後の主権については一節を割かせていただきたい。何故ならこの主権という点は、みん作の政治史や自治領との対比の上で非常に重要な点だからだ。 みん作という掲示板は、他の掲示板と比べて遥かに主権が保障されている。Gamerch、ゲームウィズ、アプリゲットといった既存の掲示板はサイト運営が絶対的な存在として君臨しており、場合によってはコメント削除・書き込み制限のような強制力を持つ処置が、主体のみの判断で行われる。主体に管理人含む何者も関与できず、処置のプロセスも知りえないのなら、それは主権を持っているとは到底言えない。 翻って、みん作。サイト運営は確かに存在する。しかしどうも運営はサイトの存在を忘れたか、はたまたサーバーの維持費を払うのが面倒になったか(私はこの説を推す。だからこそみん作は頻繁に落ちたのだと思う。)、全く機能していない。そしてそんな運営と対比して、掲示板の管理人(ここではDuke of York)は非常に強い権限を行使できる。コメント削除・書き込み制限・レイアウト変更など、そして更にはコメントのIPアドレスを確認さえ出来るのだ。 他の掲示板民なら、こんな掲示板の管理人になった暁にはIPを人質に取って恐怖政治を行ったり、批判的なコメントを軒並み削除したりするかもしれない。しかしそこはDuke of Yorkらしく、自分の民主主義者としての信念に正直であり、自制を上手く効かせた。 一方でコメント削除や書き込み制限が全く行われなかったわけではない。しかしそれは純粋な治安維持の範囲内であった。政府は陳情用の掲示板を設立しており、そこに寄せられた陳情が削除や書き込み制限の基準として用いられた。私はDuke of York超人論には反対だが、この時の彼の統治は非常に有能だったと言わざるを得ない。みん作は6月時点で法の支配が機能しており、また国家としてもなり得た、言うならば完全な状態だったと言える。 3.交流の開始と衝動的併合 ゲームウィズの原住民世代とみん作の交流が本格的に始まるのは2022年7月のことだ。Duke of York主導の交流は当初は非常にぎこちないものだったが、その一か月後にはゲームウィズ併合が行われる。 一体この一か月の間に何があったというのか。それはみん作側の巧妙な介入計画と原住民世代内の不和・混乱であった。この期間中、みん作は一貫してゲームウィズに立場上優位を保ち続けた。その結果、後の分離主義者が決して触れようとしない事実である投票での併合に繋がっていく。だが、Duke of Yorkはこの併合がもたらすものを見誤ってしまったようだ。 一方、文化面ではみん作の文化がゲームウィズに伝播し、独自の文化が形成された時代でもあった。原住民世代後の「新たな人々」が創造され、彼らが担い手となってゲームウィズはみん作と混ざり合ってゆく。そして彼らは半月後にはゲームウィズだけでなく掲示板の主役となっていくのだ。 この時代に形成された文化・人々・政治・みん作とのいびつな関係は、良くも悪くも自治領の最期まで尾を引いた。ここの文章では行為の主体として主題ではないみん作が充てられることが多いが、ゲームウィズと原住民が一連の流れにおいて受動的であったためであり、その辺りは勘弁願いたい。では、その内容を見ていこう。 †隆盛するゲームウィズ・焦るみん作 原住民世代の解説では彼らが決して平和な世代などではなかったことについて取り扱ったが、その裏で6月下旬にはゲームウィズのコメント数はかなりの伸びを記録していた。既にコメント数は4桁を越えていた。質を考えないのならばこれは繁栄と言えるだろう。 みん作も先述のようにこの時期は繁栄していた。ここでDuke of Yorkの頭の中を見てみよう。彼はどうもゲームウィズの繁栄が気になっているようだ - それも気がかりな方向に。 実はゲームウィズの繁栄というのはみん作にとって致命傷になり得る死活問題だった。いくらDuke of Yorkといえども、この時期になるとみん作の低性能が坊民の評判が悪いであろうということはもう分かっていた。やっとみん作が栄えてきたタイミングでそれよりも高性能なゲームウィズが栄えてしまっては、新規の掲示板民は全てゲームウィズに取られてしまう。そうしてユーザー数が先細ったみん作に待っているのは消滅だ。 一方で、原住民たちもみん作に関心がなかったわけではなかった。アカツキやシノンといった原住民は、このころ既にみん作に顔を出していた。そしてそこにあったページに驚嘆した。例えば、「人物紹介」だ。原住民たちはこぞって自分の項目を作るように要求していた。さらに「最後の掲示板史記事」と言われる「時系列でみる掲示板の歴史」も原住民世代を驚かせた。先ほどにも書いたように、このころのみん作はナショナリズムと分業の結果、データベースとして非常に有用な土地となっており、掲示板外からも多くの人を呼び寄せていた。原住民たちも少なからずロマンを感じたに違いない。 このように、両者はそれぞれ違った種の関心を持っていたのである。 †けじめのつかない戦争 みん作に話を移そう。Duke of Yorkは栄え続けるゲームウィズに対して何か手を打とうとしていた。 まず考えられたのは恐らく侵略戦争を起こす事だろう。一番単純だ。偽旗作戦を行えば大義名分は確保できるし、それを手放しで支持できるほどにみん作内のナショナリズムは育っている。しかし、この計画には大きな問題がある。戦争は終わりが見えない。Duke of Yorkは主権の範囲内であるみん作でこそその能力をフルに生かせるが、ゲームウィズなどという土地で戦争を行うに当たっては何のノウハウもないし、勝利条件だってわからない。掲示板内戦が終結したのは「Gamerchの破壊」という確固たる行為で、Duke of Yorkがある意味けじめをつけたからだ。しかし今回は勝者としてのけじめのつけようがない。 †併合計画 そうなると次に考えられるのは併合だ。原住民世代と友好関係を築き、そのままなし崩し的に彼らをみん作中心の掲示板のシステムに内包してしまう。これは「原住民世代に対しては」合理的だ。彼らは現状みん作に魅力を感じているし、血の気は多いが能動的に対立を始めるような人間ではない(れみーは除く)。ならば敵に回さずとも、むしろ味方にしてしまおうという考えだ。読者の方々は覚えているだろうか、Duke of Yorkが1月にゲームウィズ併合を試みていたことを。ゲームウィズ併合はみん作の優位性確立という実質的効果だけでなく、彼の自己満足を、そしてナショナリズムを満たすものであった。 そして何によって併合にこぎつけるかということだが、先述のように原住民たちはたくさんの問題を抱えていた。ここで何か介入を行い、恩を売りつければ - と、これはあくまで私の推測だが、恐らく併合計画はこのような周到なものだったはずだ。でなければここからの動きを説明できない。 この時のDuke of Yorkは本当に狡猾だった。もっとも、これからみん作からゲームウィズへ様々な働きかけが起こるからといって、後に実行されたシナリオの「全て」がDuke of Yorkの頭の中で描かれていたと考えるのは正しくない。なぜなら - ①ゲームウィズ併合は掲示板の人口バランスを崩壊させる危険性がある。原住民世代のうちは良くても、世代が交代すれば反抗が起こるかもしれない。 ②恩を売りつけること自体は併合の口実にはならない。 ③Duke of York以外のみん作民はみん作のナショナリズムに支えられた成長が永遠に続くと信じていた。Duke of Yorkは本音を大っぴらに語ることはできないので、併合の内的正当性に疑問が生じる可能性がある。 ④併合はあくまでみん作衰退の予防措置であり、それ以降の事(例えば、ゲームウィズをどのような形式で運営するか)については全く考えが及んでいなかった。 そして更に、ここで彼にはふたつ決定的な誤算があった。原住民世代に代わる「新しい世代」の流入、そして「自身の衝動性」だ。 †実は介入「されにいった」原住民たち こうして併合計画は始まったが、6月から7月に至るまで、Duke of Yorkはゲームウィズに中々馴染めなかった。そもそも原住民たちの話す坊内の話に、現役坊民でなかったこうした彼はついていけなかった。みん作全体としてはゲームウィズから人が多く訪れてコメントを残していった一方、みん作民はなかなかゲームウィズへ顔を出すことはしなかった。全体的に交流はぎこちなかった。 そんな状況の中、7月下旬にゲームウィズで起こったきぬた騒動は彼にとってまさに降って湧いたような幸せだった。この騒動は先述したが、あえて説明を途中で切っていたので説明の続きをしよう。 親きぬた派の行動は原住民たちを文字通り憤激させた。実はこの騒動はみん作介入前に既にみん作へ波及しており、みん作の中心部チャンネル掲示板でもきぬた支持の示威行動が行われていた。怒髪天を衝く勢いの原住民たち(とりわけ2世・波玖)は、恐らくこの状況を利用しようとした。みん作に投票を作らせて、みん作全体を以てきぬたと戦争させようとしたのだ。戦争は非戦法で制定されているはずだったが、実は抜け穴があった。投票で3分の2以上の賛成があった場合、特例で宣戦布告ができるという条文があったのだ。2世らはみん作にまで悪影響が広がっている今なら、Duke of Yorkに投票を作らせられると思ったらしい。 実際、これは非常に滑稽な状態だ。原住民たちはみん作とDuke of Yorkを利用して自分たちの敵であるきぬたを追い詰めようとしている。だがその一方で、Duke of Yorkはゲームウィズに介入して影響力を増したいと思っている - 原住民はDuke of Yorkを利用するつもりでいたが、実は利用されにいってしまったのだ。結果、ゲームウィズはみん作を能動的に介入させてしまった。まさに「飛んで火にいる夏の虫」である。(もっとも、先述のように実力行使部隊は構成員の存在しないベルクトに一任されているので、投票がどうなれ戦争が起こるはずもなかった) †投票と幼稚な宣戦布告 31日正午に投票が始まった。Duke of Yorkは困惑していたに違いない。相手を利用しようとしたら相手の方から近付いてきたのだから。 投票は波乱の連続だった。投票フォーム自体は独立時に破壊を免れ、みん作領に引き継がれたGamerchで行われた。しかし投票開始から10時間が経つ頃には票数は掲示板民の総数を遥かに越えてしまった。不正が行われたことは明白だった。これに両陣営は互いを攻撃し始めた。親きぬた派で私が唯一覚えている人物は「OUN」という名前の人物で、「いくらゲーム内でムカつくからと言ってこんなことをするのは馬鹿げている」と原住民たちを批判していた。実際、彼の言葉は色々な意味で正しかった。 Gamerchの投票フォームは最早信頼できないものとなっていたので、Duke of Yorkはみん作に別個にページを設けた。同時に彼は治安悪化に対処するために「非常事態法」を制定する。この法律は著しい治安の悪化時に管理人に非常大権を認める法律であった。これに基づき彼は掲示板に戒厳令を布告。秘密投票を中止し、投票者の確認を行った。そこで投票を名乗り出たのは7割がたがきぬたを憎む原住民世代、2割が野次馬とみん作民、わずかな残りが親きぬた派だったので、投票期限を待たずして戦争賛成票が少なくとも過半数を占めていることが確定した。そして重要なことはそれが総票の3分の2を超えたかであったが、翌月3日夜にDuke of Yorkの「厳正なる精査の結果」3分の2を超えていたと判断された。当然だ。「精査」の内容など知る由もないが、彼にはここで原住民の機嫌を損ねるようなことなどできないだろう。 8月4日、掲示板はきぬた及びそれを匿う鯖または個人に宣戦を布告した。原住民世代は熱狂した。 だが、この投票は非常に幼稚な茶番だった。先ほども書いたようにみん作に戦争を遂行する能力はないし、実際何も起こらなかった。しかしそれでも原住民たちは不満一つ口にせず、むしろみん作とDuke of Yorkに感謝した。一日中続いた暴力のせいで、彼らは「みん作の宣戦布告」を自己目的化してしまっていたからだ。しかし一方で、みん作とゲームウィズ、Duke of Yorkと原住民たちの距離は大きく縮まった。関係は一気に良好になった。双方の行き来はより盛んになり、ゲームウィズで話される話題はゲームのことよりも、掲示板上のことが増えていった。独立ゲームウィズの寿命は確実に近づいていたのである。 †新たな人々、新たな文化 (次はドネツクだbot) 一方で、ゲームウィズでの原住民の時代も終わりを告げようとしていた。新世代の流入が起こったのである。マキイフカ、執事、バイキングザリガニ、北海道マン、誤爆点C(れたん)、ズワイガニ、やるー(後半三人はGamerch時代からいたので正確には新世代ではないが、このころに活動を本格化させ始めた)といった顔ぶれだった。 誤解しないでほしいのは、これは世代交代ではなく世代の流入だったということだ。この「新たな人々」は早期に既存の原住民世代に混ざり合い、同化されていった。「ゲームウィズ民」の形成と捉えることもできる。(以下、ゲームウィズ全体の住民について指すときはゲームウィズ民とする) 新世代は全体的に好奇心旺盛でみん作にもしばしば訪れた。個々人のくせは強いが出身鯖からよからぬ関係も持ち込むことがなかったため、流入による治安悪化は全く発生しなかった。もっとも、その裏では原住民が喧嘩していたことは忘れてはいけないが。 新たな人々は新たな文化をも生んだ。マキイフカは8月5日にみん作からBot文化を輸入、画像投稿や従来のミーム文化と組み合わせた「次はドネツクだbot」というbotを運営し始めた。ゲームウィズ初のbotで、また掲示板初の画像投稿botだ。同時期にズワイガニやれみーも画像を使った大喜利やネタを披露し始めたため、ゲームウィズ文化に画像投稿が定着した。純粋なミーム文化としては北海道マンがその担い手となった。これらの文化は現在にまで至っている。新たな人々は現在まで続く文化を作り上げたのだ。 だが、この人々は実は悪魔の世代となる。自治領にとっても、Duke of Yorkにとっても。彼らはさまざまな側面から併合後の自治領を形作っていく。そしてそれを防衛し、冒涜し、嘲り、そして最後には両者に対する死刑宣告を読み上げる人々だったのだ。 †無関係画像問題 ところでこのころ、ゲームウィズには問題が起こりつつあった。実際には以前から起こっていたのだが、顕在化し始めていた。その内容は「隠れん坊に無関係の画像は許容できるか」という問題である。 読者の方々の中には「いまさら何を言っているのか。許容できるに決まっているだろう」という方もいるかもしれない。しかしこの時代のゲームウィズはまだ腐ってもまっとうなゲームの掲示板だった。ゲームウィズ民、特に原住民の中には未だに関係のない画像に腹を立てる人々がいた。 ところで、ゲームウィズの利用規約にはこのようなことがはっきりと書かれている。「禁止事項:掲示板の趣旨と関係ない書き込み」と。当時関係のない画像を張り付けていたのは主にシノンとすとで、専ら私的な利用だった。これに腹を立てていた一人の2世は規約違反を口実に無関係画像の掲載を取り締まろうとする。れみーもやはり2世の側についた。 しかし実際問題、シノンらとはまた違ったベクトルで無関係画像を投稿している者もいた。先述のマキイフカやズワイガニだ。ここで「無関係画像を禁止すると文化に関わる投稿も禁止しなければならなくなる」というジレンマが生まれ、規制は難航する。 言ってしまえばこの問題の本質は原住民世代の人間関係の延長だ。シノン対2世・れみーで喧嘩が起こっていたと書いたが、まさにその一環にすぎない。2世もれみーも本音では無関係な画像を取り締まりたいなどとは思っていないのだ。もしくは、思っていたとしてもそれは最重要の課題ではない。彼らのやりたいことは画像問題にかこつけて仲の険悪な人々を貶すことだった。では、なぜわざわざ特筆したかと言えば、それはゲームウィズ民の間で「規制」を、言い換えれば「自治」を行おうとする初の動きだったからである。 †自治領構想の決定 この動きを注視していた存在がいた。Duke of Yorkだ。8月5日時点でみん作と独立ゲームウィズの交流はピークに達していて、まさに併合の好機とみられた。しかし先述の併合の四つの課題について、Duke of Yorkは未だ解を出せずにいたようだ。特に併合後の政治体制については、具体的でなくとも何らかのアイデアを持たなければ、混乱は必至だ。 そんな時、無関係画像問題で自治の動きが現れる。Duke of Yorkの脳はその瞬間に活性化し、アドレナリンが堰を切ったかのようにドバドバと溢れ出てきたはずだ。彼に浮かんだ考えはこうだ。「併合後のゲームウィズを"自治領"にしてしまえばいいのではないか?」と。 もう少し具体的に(その後の歴史をなぞるだけだが)説明しよう。みん作はゲームウィズを併合後、ゲームウィズ自治領を作る。自治権として内部で自由に政治を行う権利を与え、自治領内でリーダーの選出、法の制定などをさせる。これらのプロセスを通して、ゲームウィズをみん作の下でミニ国家にしてしまおうという考えだ。 これが非論理的な考えなことは明白だ。何故ならゲームウィズに自治権を与えることは四つの課題のうち①の人口構成と反抗可能性の問題を全く無視したものだからだ。大量の人口を抱え込むのは変わりないのに、自治領だと言ってある程度の権力を与えてしまえばゲームウィズ民がマジョリティーになり、反抗も容易になってしまう。しかも当然ながらゲームウィズ民は政治に関してはずぶの素人で、権力を与えようものなら何が起こるか予想がつかない。 †Duke of Yorkの誤謬 Duke of Yorkは自分の衝動性を甘く見ていた。ゲームウィズの自治領化は明らかに歴史的ロマンに根差した衝動によるもので、それ以外の何物でもない。よってデメリットがあるのに、Duke of Yorkは自治領化に突き進んでしまう。これは決定的な誤謬で、彼の命取りになるどころか、この不用意な行動が自治領崩壊の一因となるという本末転倒の結末まで見せる。そうして人々は絶望と冷笑の中で路頭に迷うのだ。自治領時代の末期に「Duke of Yorkは自治領を使って実験を行っていた」という陰謀論が流布したが、これはある意味間違ってはいなかった。動機が気まぐれにしても、彼が自らが作り上げたロマンに溢れる土地を舞台に、政治が展開されていくのを見たくなかったはずがないのだから。 オランダの歴史家ヘールト・マックはルーマニア史の研究で知られている。その著作内に、「何故この国がこんなに悲しいかお教えしましょうか?ルーマニア人が歴史を常に一人の人物に託してしまうからなのです。」という一節がある。今、ゲームウィズはルーマニアと化した。人々は歴史をDuke of Yorkという一人に託してしまった。そして彼一人のロマンを求める心が災害的な結果をもたらす。 この誤謬は全掲示板民に対する重大な犯罪だ。 †誰が併合を提案したのか 無関係画像問題が燃え上がる最中の8月7日朝ごろ、みん作で何者か(私の記憶では、彼のIDは"A"が頭文字だった)がこう発言した。「みん作とゲームウィズの住民間の仲は十分深まってる。いっそのこと合併すればいいんじゃね?」と。30分程経過してDuke of Yorkが反応して、「いいと思うけど具体的なことがなぁ…」とためらいの意を込めた返信をした。私の見立てでは、当然これは躊躇するふりである。他のみん作民は目を白黒しながら聞いていたに違いない。 不幸にも私はその後の両者のやり取りを失念してしまったが、迅速にも夕方になるころにはゲームウィズで住民投票が行われていた。このことから会話の流れは、"A"が自治領化を提案する→Duke of Yorkがそれに同意する、という流れで進んだとみるのが自然だ。 さて、ここで重大な疑問がある。併合を提案した"A"は誰なのか、だ。れたん問題などの陰に隠れてずっと見過ごされていた本件だが、何故議論されてこなかったのか理解に苦しむ。結論から申し上げよう。私はこれはDuke of Yorkの自演だと考えている。 もっともらしい理由が大量にある。まず、"A"はみん作で全くこれまでに見かけなかった。のみならず、その後も"A"を名乗る人間は現れなかった。突然やってきて併合と自治領化を進言して帰るなどありえないことだ。「鶴の一声」など現実ではそうやすやすと起こりえない。加えて、節の冒頭でも書いたように8月7日という時期は無関係画像問題が燃え上がり、ゲームウィズ内で規制が検討されている真っただ中だ。Duke of Yorkがこれをゲームウィズ民に政治を植え付ける好機と見たとたとして、何の不自然があるだろうか。さらに言えば、"A"の提言は強引ではあるが先述の諸課題②をクリアーしてしまっている。また、みん作民という体で提言したのなら③もクリアーだ。 以上が私が自演を疑う理由だ。自演が染みついたこの掲示板でこの手のことを騒ぐのはナンセンスだと思うかもしれない。掲示板史観としてはDuke of Yorkの自演などあり得ないことだ。だが、彼も人間である。しかも平均よりも幾らか狡猾な。一切の先入観を排除し、理性を以て歴史を見つめた時、私はこの結論に達さざるを得なかった。 †住民投票 裏で何が起きていたにしろ、展開は進行する。同日夕方前にDuke of Yorkがゲームウィズに現れ、自治領として併合する意向と住民投票の開始を宣言した。この宣言では併合後政治をしてもらう旨のことは書かれていなかったため、これが結果に影響を与えた可能性は無い事もない。しかしこれは意図的なトリックというよりは、恐らく本人が「自治領」に政治の独自執行も含意していたつもりだっただけの話だろう。なお、投票権は「名前がついている人」に制限された。現代では差別だ何だと非難轟々かもしれないが、何一つ文句が出なかったのは時代背景の差が感じられる。 拍子抜けにも、人々はDuke of Yorkが思っていたであろう程には熱狂しなかった。これは幾分彼にとって期待外れで、もしかしたら将来に不安を抱かせたかもしれない。しかしそれは決して人々が併合を支持しなかったわけではなく、ただみん作側の情熱的な雰囲気に気後れしていたからというだけだった。人々にとっては関係もよく、興味のある土地であるみん作に併合されることに反対の理由はなかったのである。 従って、投票は非常に首尾よく進んだ。ゲームウィズ民は開始直後から揃って賛成に投票し、開始から1時間も経とう頃には趨勢は誰の目にも明らかだった。唯一、誤爆点Cだけは「やる意味がない」と反対票を投じた。この出来事は非常に示唆に富んでいるが、その考察は次章に持ち越そう。 18時頃にゲームウィズにやってきたDuke of Yorkは鼻高々といった様子で、一票しか反対票が入らなかったことに非常に安堵していたように見える。 そしてその日19時、ゲームウィズは正式に「ゲームウィズ自治領」としてみん作に併合された。独立ゲームウィズの存在は消え、復活はそこから実質的には四か月、正式には五か月を待たねばならない。Duke of Yorkは自信をつけ、憲法制定やTwitter開設(正確には投票以前から開設していた)などを行い、ここからみん作のナショナリズムは最高潮に達することになる。しかし私たちが追うのは今や新たに生を受けたゲームウィズ自治領だ。 †第一章のまとめ 第一章では、ゲームウィズ併合に至るまでの歴史を三つの課題に分けて分析し、その大まかな流れと裏に存在した作為、「平和な原住民世代」の幻想、そして蓄積していく問題を見ていった。ここで今一度章全体をまとめて振り返ってみよう。(以下、各章ごとに最後の節にまとめを設ける) 長らく日の目を見なかったゲームウィズは、2022年春にようやく定住する人々が現れた。彼ら原住民世代はあくまで掲示板を隠れん坊オンラインに付随するサイトの1つとしか見なかったため、鯖やクランの人間関係を多く持ち込んだ。その結果身内同士でたくさんの争いが起こり、またHINA事件のような私刑を容認・忘却する風潮が醸成されていった。 みん作は独立以降暗黒時代とも言うべき過疎に苦しみ、その管理人Duke of Yorkもロマンばかりを重視して問題を顧みなかった。しかしこれまた春に奇跡ともいうべき復活を遂げると、寛容な精神にナショナリズムと編集の自由、法整備によって一気に繁栄を築くことになる。6月頃にはみん作は他の板に先んじて先進的な掲示板となった。 順調に発展を続ける両者だったが、みん作側はゲームウィズの発展を警戒し始める。以降みん作はゲームウィズと交流を試み、原住民世代もみん作に度々訪れるようになった。両者の関係で決定的だったのは7月末のきぬた騒動で、みん作のパフォーマンス的宣戦布告はゲームウィズとみん作の距離を大きく近づけた。その後、ゲームウィズには新世代が流入、新たな文化が広まり始める。他方では無関係画像問題も議論されていた。 こうした中で8月7日、自治の動きを感じ取ったDuke of Yorkはすかさず住民投票を行い、ゲームウィズ併合に踏み切った。しかし彼は国家化のロマンから気まぐれで自治権を与える選択をし、その結果は取り返しのつかないものになる。 思えばこの掲示板は一個人のロマンによって動かされすぎた。ゲームウィズは不幸なタイミングで、不幸な体制で、不幸な相手の下に併合された。原住民世代の悪しき伝統から脱却する暇もなければ、その人間関係を清算する時間もみん作は与えてくれなかった。こうした爆弾を抱えた状態で新生・ゲームウィズ自治領は新たな時代へ突入することを余儀なくされる。そしてその操縦桿を握らなければならないのは、他ならぬゲームウィズ民だったのだ。 (多分第二章へ続くのりゃ(,, ᎑ ,,)) ぷゆ頑張ったよ˙˚ʚ₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎ɞ˚˙ コメントしてぷゆのぷゆQOLとぷゆ承認欲求を満たしてぬぇ꒰⑅ᐢ. ̫.ᐢ꒱ (協力してくださった方々、ありがとうございました。よければコメントよろしくお願いします!)
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キャラの基本情報 第一の律者。能力は重力を操ること。キアナを律者化するためにジークフリートに扮して天命に潜伏し、セシリアと一緒に行動していた。しかし、九霄という特異な個体の出現によって計画は妨害される。さらにオットーの攻撃によって計画は失敗した。
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#blognavi ブリタニア暦632年5月、ブリタニアの都市、ヘイブンが崩壊する。 原因は古の魔法「アーマゲドン」によるものとされるが、 犯人の手がかりはいまだ掴めていないらしい。 一説によれば、ヘイブン島でブラックロックを買い集めていた商人が関係しているとのこと。 旧市街一帯は瓦礫とアンデッドがひしめく危険地帯と化していて、 バリケードにより封鎖されている。 あの元ヘイブンの名士、ウゼラーンの姿もない。 それとは別に、元ヘイブンの北西には新たな街が出現している。 だが調査の結果、この町は旧ヘイブンの住民が作り上げたものではない事が分かった。 "ニューヘイブン"市長アムザーによれば、 この町は別の次元から現れた「もう一つ」のヘイブンなのだと言う。 訳が解らないが、そう言うこと。 …疑っても今のところどうしようもないし。 そう言う訳で、元ヘイブン市民達はニューヘイブンに住み着くことで、 復興への足取りを歩もうとしている。 ブラックロックとそれを集める組織の目的。 そしてブラックロック事件が一体何処に向かおうとしているのか。 増えるのは、不可解で不思議な事ばかり。 "ヘイブンの崩壊"The End. カテゴリ [イベント] - trackback- 2007年05月15日 23 03 27 #blognavi
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それは来訪と呼ぶにはあまりにも不躾で。 そして、あまりにも剣呑が過ぎる襲来だった。 豊島区・上空。第二次大戦下では焼夷弾を搭載した戦闘機が駆け抜けたであろうその空に。 百年の時を超え、再びそこを敵が翔ける。 機械に非ぬ生身の身体と地上に存在しない幻想種の龍体で。 人に生まれながら人を超えた二体の皇帝が、一つの企業を潰すべく。 もといそこに巣を張った狡知の申し子を滅ぼすべく我が物顔で夜空を切り裂きながら進撃していた。 その気配を感じ取れない者などいないだろう。 マスター、サーヴァントは言わずもがな。 何の魔術的センスも持たない凡夫達でさえその恐るべき気配に尻餅をつく。 何故なら彼らは。 これらは。 乱世という言葉が死後と化し、未知の浪漫が駆逐された現代においては異物と言う他ない無遠慮な侵略者であったから。 そして彼らの接近は無論、彼らが標的としている蜘蛛の片割れとその共犯者達にも遅滞なく伝わっていた。 「バーサーカー君。こんな状況で悪いが、一つ頼まれてくれまいか」 「貴様は何を言っている。こうなった以上もはや貴様らに付き合ってやる義理はない」 「逃げようというのであればやめておきたまえ。あんなのでも一応君を現世に繋ぎ止める要石だ」 単独行動に類するスキルを鬼舞辻無惨は所有していない。 それはつまり、現在のマスターを欠くような事態になれば彼は現界を保てないことを意味していた。 松坂さとうという後任のあてはあるものの生憎この場に彼女はいない。 今から呼びつけることが可能だったとしても、どう考えても此処に迫る二体の脅威が到着する方が早い。 その意味するところは無惨にとって致命的だった。 得意の逃げの手が打てない。 聖杯戦争の土俵にあっては、さしもの彼も一人では生きていけないのだ。 そういうルールの許に召喚されている以上、要石の存在は必須であった。 「共に腹を括ろうじゃないか。今や君と私達は運命共同体だ」 「その不愉快な喩えは二度と使うな。命が惜しければな」 「覚えておこう。で、協力してくれるかね?」 「…巫山戯た要件であれば今すぐこの場で貴様を引き裂き殺す。それを承知して言葉を紡げ」 「うむ。では率直に頼む。この部屋を、なるべく原型を止めない形で破壊してくれたまえ」 無惨の行動は実に迅速だった。 戦闘能力に悖るモリアーティでは残像を目視するだけで精一杯の速度で彼の注文をこなしてのけた。 無惨は短絡な人物だがしかして馬鹿ではない。 その上こと生き延びることにかけての本能は一級品と呼んでいい鋭敏さを誇っている。 自分が目前にしている老紳士が如何に腹に据えかねる存在であれど、今この場で自分の生存に繋がる手を打てる可能性は高いと評価したのだろう。 社長室だった部屋は一瞬にして台風一過もかくやの惨状に成り果てた。 此処に四ツ橋が居合わせていたならきっと頭を抱えたろうが…今はそれどころではない。 「それで、この行動に何の意味があったのだ?」 「これは私の不徳の致すところなのだがね。恐らく我々の動きは、某かによって傍受されていた可能性が高い」 そうでなければこうも早く足が付くのは不自然だとモリアーティは続けた。 漏れる可能性があるとすれば数刻前にこのデトネラット本社を訪れたアルターエゴだが、それにしたって段取りが良すぎる。 盗聴器という可能性は考え難いにしろその傾倒の傍受手段がこの社長室内に存在する可能性は極めて高いと老蜘蛛はそう踏んでいた。 「だが此処まで念入りに壊せば追加で情報が漏れる心配はないと踏んでいいだろう。 これでようやく、心置きなくこれからの話ができるというものだ」 「……どう見積もっても到着まで一分もない。その時間で講じられる策があるというのか?」 「単なる役割分担の話だがネ。おそらく敵は直にこのビルを吹き飛ばすだろう。 その時敵が複数だったなら、バーサーカー君には敵をなるべく分散させるよう動いてもらいたい。 無論可能な限りで構わないよ」 「死にたいのなら遠回しではなく率直にそう言え」 「話は最後まで聞きなさい。君の悪い癖だぞ」 「貴様」 傍らの無惨から迸る殺意の桁が一桁膨れ上がった。 モリアーティは両手を挙げながら続ける。 「君はまだ生き延びられる期待値が高い方だよ。 私などはほぼほぼ詰んだに等しい状況だ。君より数段は悪い」 「私を此処まで足労させてその言い草とは恐れ入る。こうも舐め腐られたのは初めてだ」 「だがね…世の中、案外何事も最後まで分からないものだ」 彼の表情は笑みを象っていた。 この状況で微笑める神経が無惨には皆目分からない。 無惨は決める。 すぐにでもあの出来損ないのマスターを回収してこの場を離れると。 新たな拠点を作れないのは惜しいがそれもこの老蜘蛛の一派が死に果てれば何ら問題はない。 耄碌した死にかけの虫は勝手に死ねばいい。 至極平常運転の思考で無惨がそう結論付けた、その数秒後のことだった。 「『熱息(ボロブレス)』!!」 天下総てに轟くような雄々しい咆哮が響くや否や。 国内外にその名を轟かせるデトネラットの本社ビルに、とてもではないが自然現象では片付けられないサイズの火球が直撃。 多数の社員の命運を業火の灼熱に溶かしながら、蜘蛛の巣食っていた本拠地は崩壊の末路を結論付けられた。 ◆ ◆ ◆ 着弾。 それと同時にデトネラットは炎に包まれた。 ガラス窓を押し破って社内に流入した業火。 聖杯戦争の存在すら知らない平の社員も四ツ橋経由で覚醒させられていた者達も見境なく焼死体に変えられていく。 わずか数秒にして数百人単位の死者を出しながら、"彼ら"の初陣は壮絶な幕開けを迎えた。 「…! らいだーくん、これ……!」 「黙ってろ! 舌噛んでも知らねぇぞ!」 デンジとそのマスター、神戸しお。 彼らが幸運だったのはあてがわれていたゲストルームが低層階にあったことだ。 開戦の号砲と呼ぶにも激しすぎる一撃は主にビルの最上階から四階程度を埋める形で炸裂した。 無論じきに下階も焼けて崩落するだろうが、それでも上の連中に比べればわずかに猶予があるのは確か。 変身を果たして異形の頭を晒し、サーヴァントとしての身体能力でしおを抱えて走る。 “なぁにがクエストだあのクソジジイ。とんだクソゲーじゃねぇかよ~!” 舌打ちをしながら後ろを見る。 すると"あの女"…バーサーカーのマスターも付いてきていた。 こういうところはちゃっかりしているというか抜け目ないというか。 いっそうっかり瓦礫に潰されでもしてくれれば楽なんだけどなと、デンジが思う一方で。 「しおちゃん、ライダーくんの言う通りよ。この辺はまだ大丈夫そうだけど、火が広がってるところに出たらできるだけ息を止めてね。 火事のときは喉をやけどするのが一番危ないの。煙を吸わないように口と鼻を塞いで、じっとしてるのよ」 「はぁいっ…! ん、むっ…」 案外そういう基礎的な知識はあるらしい。 ちなみにデンジはこれについては全く知らなかった。 義務教育を受けていない彼には当然、避難訓練の経験なんてものはないのだ。 頭のチェンソーで積もった瓦礫を切り裂いて押し退けて先へ進む。 そうしてようやく外に続くドアが見えた時、そこには既に先客がいた。 「星野アイさん! 無事だったんスね~…いや~良かったっす!」 「あ、しおちゃんのライダーくん。よかった、そっちも何とか逃げ出せたんだね」 こんな状況でも男というのは正直なものである。 デンジはしおを抱えたままビッと背筋を正し、ぺこぺこと意味もなく頭を下げた。 星野アイとそのサーヴァント、ライダー…殺島飛露鬼もまた渦中ならぬ火中のデトネラットから脱出を果たせたようだった。 「そう畏まんなよ。今は同じ釜の飯を食う仲間なんだから。そうだろ?」 「言われなくてもアンタにはぺこぺこしねぇよおっさん」 「おいおい気にしてんだぜこれでも。オレもてっきり二十歳そこらの姿で呼ばれると思ってたからよ…」 聖華天にその人あり、暴走族神(ゾクガミ)ありと謳われたあの黄金の時代こそが自分の全盛期だと殺島は今でも信じて疑わない。 しかし蓋を開けてみれば聖杯が殺島の全盛期と認定したのは"八極道"になってからの姿。 純粋に戦闘能力だけを見てそう判断したのかそれとも別な理由があるのか、そこは殺島にも分からなかった。 「で…。しおチャン達はMの爺さんから何か聞いてたかい?」 「聞いてたらもっと早く避難してるぜ。耳に水が入ったみてえな気分だよ」 寝耳に水って言いたいのかな、とアイはそう解釈した。 「私もきいてませんでした」 「ま、そうだよなぁ。もしかしたらオレとアイはまだあの爺さんに信用されてなかったのかと思ったが…」 「それに…もしえむさんがこうなるってしってたら、だいじな会社をこわされないようにしたと思う」 しおの推測に殺島は納得した。 ややもすると自分達は嵌められたのかとも思ったが、それにしては確かにあちらの抱えるリスクが大きすぎる。 デトネラット本社ビルという最高級の拠点をわざわざ棒に振ってまで自分達を切り捨てたいと考える、あの男がその程度のおつむだとは思えない。 だが、だとしても事態と今の状況は何ら好転しない。 あのMをして予想外の状況。 喉元にナイフどころかロケットランチャーの砲口を突きつけられている現状。 果たして連合に加入することを選んだ選択は正しかったのかと感じ、殺島はアイとどちらともなく顔を見合わせた。 “…どうする?” “んー…もし本当にヤバそうだったら令呪を使うよ。Mさんの力が借りられなくなるのは痛いけど、それで死んだら元も子もないし” “了解(りょ)。その時が来たら躊躇うな” アイ達にとって敵連合は協力相手だ。 利害が一致している間は付き合うし甘い汁も吸う。 が、彼らとつるむことそのものがリスクになるなら切ることに躊躇いはない。 言われずともアイに躊躇いなどなかった。 願いを叶えるためならどんな非道も働ける、どんな嘘でも吐ける彼女だ。 出会って数時間の少年少女を捨て駒同然に切り捨てることすら今更厭いはしない。 念話で殺島と今後の打ち合わせを迅速に済ませつつ。 デンジ達と共にデトネラット本社の外へと一歩踏み出したその瞬間に…… 「……本気(マジ)かよ」 殺島は苦笑した。 そうでもしないとやっていられなかったし、種別はどうあれ微笑めた時点で上出来だ。 彼以外の者は感情の麻痺した狂った女一人を除いて皆一様に表情を失っていた。 茫然自失。その一言に尽きるあまりにも無防備な顔。 各々の顔面を味気ない無機――という名の絶望に彩りながら。 彼らは、そして彼女達は…夜空を背に立つそれを見上げていた。 「マ~マママ…! 見なよカイドウ、火に燻されて出てきたよ! クモ野郎が後生大事にしてやがった虫ケラ共が!」 燃え盛り崩れ落ちる高層ビルを前にして一人の老婆が立っている。 老婆だ。 そう、それは確かに老婆だった。 顔には皺が寄り容貌は劣化し見る者全てに老境の色を認識させる。 だが、それは老婆と呼ぶには精強すぎた。 巨大(おおき)すぎた。 今この場にいる人間の中では一番長身である殺島でさえ頭を大きく上に動かさなければ顔が見えないほどのサイズをしていた。 しかしその顔を見ないに越したことはなかったのかもしれない。 だるんと弛んだ皺だらけの顔の中に空いた眼窩。 そこに収まった二対の眼と目が合えば…否が応にも自分達が生物としてどれほど格下なのかを思い知ることになってしまうから。 「なぁオイ、しお」 確信する。 やはりあの爺が自分達にやらせようとしていたクエストなるものはとんでもないクソゲーだったのだ。 「やっぱ後であのクソジジイとっちめた方がいいんじゃねぇか?」 「……そうだね、ちょっと怒ろっか」 そう言って頷き合うデンジとしお。 彼らやMに見切りをつけて安全を優先するべきか、冷や汗を滲ませながら逡巡するアイと彼女の判断を待つ殺島。 ただ一人平時と何も変わらないさとうの叔母。 物理的な大きさも一人一人が持つ力も小虫のように矮小な彼らを、偉大な母(ビッグ・マム)は残忍な笑みで見下ろしていて。 「さァて」 すぅと息を吸い込む音が聞こえた。 それを聞いた時、アイが連想したのは津波だった。 大津波が押し寄せる前。 ざっと海の水が引いていく光景をイメージした。 そこまで思い描けたなら必然この後に何が起こるのかも予想がつく。 引いていった潮は何処へ行くのか。 何処にも行かない。 必ず、元あった場所に帰ってくる――。 「落とし前の時間だよォ~! 虫ケラ共ォ~~!!」 そしてそのイメージ通りに。 老婆の咆哮が響くと同時、津波の如き"覇"が核爆弾のように炸裂した。 ◆ ◆ ◆ 燃え上がる城から青年が翔び立った。 死柄木弔は個性保有者である以外は普通の人間だ。 数十メートルの高所から飛び降りて生き延びられるような超人性は持っちゃいない。 しかしこの墜落は悲観でも博打でもない。 連合のブレインは全てあの犯罪王に任せているのだ。 ならば手前の読み切れなかった非常事態、その責任くらいは取るべきだろう。 もしあの男が自分のケツも拭けない程度の器だったのなら自分の命運も此処までだったということ。 自由落下に身を委ねながら死柄木はそう考えていたが。 実のところ、そう最悪なことにはならないだろうとも思っていた。 だからこそ焦りはなく。 ヒリつくような感覚もてんでない。 そして引力に誘われ落ちていくその体は、至極予想通りに抱え上げられた。 「心底気色悪い構図だな」 「そう言わないでくれたまえ、未来の魔王。これでも足腰に無理を言わせて飛んできたのだよ?」 「当たり前だろ駄蜘蛛。元を辿ればテメェのミスだろうが」 「いやぁ申し開きのしようもないネ。四ツ橋君が社外に出払っていたことだけが不幸中の幸いだ。 彼さえいれば拠点には困らない。都内には他の支社のビルもあるだろう」 デトネラットは連合の最大のパトロンだ。 四ツ橋力也が擁する巨大な財力と社会的信用度は、蜘蛛が巣を張るのにあまりに適した大木であった。 そのデトネラットという太木の所有者である四ツ橋が所用で本社を留守にしていたのは大きな幸運。 そこのところに関しては、死柄木も異論はなかったが…… 「それまで生きてられたらいいけどな」 「…そこなんだよネー。問題は」 間違いなく此処は連合の存亡の分水嶺になる。 デトネラットを強襲した二体の強者。 恐らくはモリアーティがクエストと称してぶつからせる腹積もりだった、サーヴァント界のハイエンド達。 それが仲良く肩を並べてこのデトネラット本社にやって来ているというのだから状況は最悪どころの騒ぎではない。 「現状の我々は戦力で語れば貧弱そのもの」 「まともにやればまず負ける、か?」 「弁解させて貰うなら、君達にこなさせようとしていたクエストも一応は可能な限り正面戦闘を避けて進められる形にしようとは思っていたよ」 だがその配慮もこうなってしまっては何の意味もない。 この超絶難易度(ベリーハード)な状況を平定できなければ敵連合は間違いなく消滅する。 「崖っぷちだな」 数刻前の死柄木ならば不貞腐れたように眉根を寄せていただろう。 しかし今の彼は笑う。 乾いた唇を吊り上げれば裂け目のような傷からじわり血が滲んだ。 一歩踏み外せば奈落の底。 破壊を求道した男が更に上の破壊者にすり潰されて終わるという皮肉すぎる結末。 それを前にして心を躍らせるなど、気が触れたとしか思えない沙汰である。 「断崖を背にして笑うかね。一体その目で何を見据えている?」 「変わらねぇよアーチャー。初めて会った時、アンタに話したそのまんまだ」 だが気が触れているくらいでなければ、世界を破壊するなど夢のまた夢だ。 そもそも正気なら世界の滅びなど願わない。 社会に迎合して。誰かと足並みを揃えて。 背伸びはしないでなぁなぁに生きる。 理由が環境であれ人格であれその両方であれ、その妥協ができなかった者達は大輪の花を咲かせるものだ。 周りの全てを養分にして咲き誇る、悪の花を。 「皇帝(ロートル)共を蹴り落とす。力と知恵を貸しやがれ"犯罪王"」 「委細承知だマスター。ではまずは、我々の最高戦力である彼に助力を仰ごうか」 視界に映るのは蒼い龍だ。 新宿を滅ぼした二体のサーヴァントの片割れ。 本来ならばかち合うのは当分先になる筈だった相手だが、蜘蛛の巣を突くのならば是非もない。 不躾な来訪者にはこちらも精一杯手荒な歓迎をするとしよう。 「すまないが足止めを頼むよ、バーサーカー君!」 ◆ ◆ ◆ 鬼舞辻無惨は生前、神仏の存在など一切信じていなかった。 もしも実在するというのなら、千年もの間自分のような巨悪が跋扈することを許した無能だと嘲笑っていた。 英霊の座なる理が存在することを知った今では多少認識も変わっているものの…彼が神をも恐れぬ男であることは依然変わらない。 だがその彼をして今日という日を称するにはこんな表現を用いる他なかった。 私は疫病神にでも取り憑かれているのか――と。 “何故こうも想定を外れる。物事の全てが私の逆鱗の上で繰り広げられているかのようだ” 視界に入る龍の全容は天災と呼ぶしかないほど非現実的で荒唐無稽な規格をしている。 こんなものと何故真正面から向かい合わねばならなくなっているのか。 血管が切れそうな程の憤怒と脳裏を焦がす生存本能由来の焦燥。 「蜘蛛野郎の尖兵か? ずいぶんと貧相なナリだが…ロクでもねェ眼をしてやがる」 黙れ。 喋るな。 貴様如きが私を評すな。 「龍(おれ)を睨むとはいい度胸だ。業火で骨まで焼き尽くしてやるよ!」 龍の顎(アギト)が開く――地獄の窯を思わす光景。 そこに渦を巻く炎はデトネラット本社を焼き払った文字通りの業火だ。 彼こそは龍に化ける大海賊、地上における最強生物"百獣のカイドウ"。 彼が明王として君臨したワノ国の民衆達…その誰もが心から恐怖した破壊と君臨の象徴。 龍という幻想種のパブリックイメージを地で行く天変地異が再び牙を剥く。 「『熱息(ボロブレス)』!」 それを前にした無惨。 しかし彼は無様に喚きはしなかった。 恐怖に震えもしなかった。 確かにカイドウは強大な存在である。 その彼を最強たらしめる柱の一つ。 ゴッドバレーで女傑リンリンから譲り受けた悪魔の実の力。 それが弱いわけはない。 だが侮るなかれ。 浴びた恐怖と絶望、生み出してきた悲劇の数ならば。 無惨もまたカイドウと同じ規格外の領域に達している。 「邪魔だ」 無惨の肉体から異形の肉が突き出した。 触手、触腕という形容が適しているだろう鞭のように靭やかな肉塊。 無惨がそれを用いて行ったことは決して難しいものではない。 迫ってくる火球に向けてただ全力で触腕を振り抜いただけだ。 大きさも見栄えもカイドウのそれの比ではないが。 無惨の肉とカイドウの炎とが激突した瞬間、それは起きた。 「…何!?」 カイドウの炎が、熱息(ボロブレス)が弾けたのだ。 弾けた火球は結合も勢いも失い大気中に溶けていく。 無惨は無傷で消耗している様子もない。 小手調べの色が強かったとはいえ、四皇の一撃をこうも容易く凌いだ芸当はお世辞にも弱者のそれではなかった。 「デトネラットの主は私ではない。殺したければ好きにしろ」 だというのに無惨は追撃をしない。 彼が放つのは攻撃ではなく言葉だった。 「お前達のような馬鹿共の戦いに巻き込まれたくはないのだ。 私が去れば連中の戦力は激減する。蹂躙なり略奪なりするがいい」 無惨としても連合には一定の利用価値を見出していた。 というよりもM、ジェームズ・モリアーティの存在が大きかった。 約定通り新たな拠点を見繕わせるまでは利用し、美味い汁を吸う。 その後には殺すがそれまでは不服ながら生かしておいた方が利が大きい。 そういう腹積もりでいたのだったがこうなるとその気も変わる。 Mと組むことで得られる恩恵が目前のリスクと比べ下回っている。 「…お前、わかってねェな」 決して悪くない話だ。 それは間違いない。 無惨を欠いた現状の連合は戦闘力に限って言えば烏合の衆もいいところである。 ならば無惨の離脱はデトネラットに巣食った計略家を潰す上で間違いなく得になる筈。 理屈は通っている。 が、この理屈に一つ問題があるとすれば…… 「確かにおれ達の目的はこのビルを根城にしてた蜘蛛野郎の素っ首だ。 だが此処に集まってる連中を潰しておくこともおれ達にとっちゃ利になる。 後でもう一度探して潰す手間も省けんだろうが」 「その蜘蛛を逃す可能性が高まるとしてもか? 随分と楽観的に物を考えるのだな。簡単な頭で羨ましいぞ」 「それがわかってねェって言ってんだよ」 無惨の眦がピクリと動く。 そんな彼に龍はニヤリと笑った。 不敵を体現するようなその顔はひどく無惨の神経を逆撫でする。 「目の前の財宝を妥協する海賊はいねえ」 確かに無惨という最高戦力が消えるのならば、蜘蛛殺しという本懐を遂げられる可能性は高まるだろう。 だがそれがなくともカイドウは蜘蛛を逃がすようなことにはならないと踏んでいた。 無惨の在不在は目的の達成に影響を及ぼさないとすら考えている。 その考えの源泉はひとえに自らの強さに対する自覚だ。 蜘蛛は殺す。 蜘蛛が巣穴で飼っていた仲間達も殺す。 両方を完全にこなす難易度は蜘蛛の実力も合わさって相当に高いが。 「だがおれと戦わずに済む方法が一つある! ウォロロロロ…! おれの炎をハジいといて眉一つ動かさねェその実力は類稀なモンだ。 お前がおれの傘下に入るってんならおれも鉾を収めてやる。悪い話じゃねェだろう!?」 それができるからこそ彼らは四皇なのだ。 彼らの頭に不可能の文字は存在しない。 どれだけ無謀だろうが手を伸ばす。 荒唐無稽だと笑った奴らはブチのめして手を伸ばす。 彼らはいつだってそうしてきた。 諦めを知らない夢追人(ドリーマー)共の到達点こそがカイドウであり、ビッグ・マムなのだ。 「あの鋼翼を仕留め損ねたことをそうまで気にしているとはな。図体の割には繊細な男だ」 「野郎の処理のアテはもう出来てる。これは純粋に手前の能力を買っての勧誘だ」 「……」 無惨は気位の高い男だ。 誰かの下に付くなんてことが許せる人格はしていない。 もしも顎で使われるようなことがあれば彼はどんな状況であれ、それが如何なる契約の許にある関係だろうと破壊するだろう。 しかし現実問題…敵を仕留め損ねたとはいえ新宿をああも完膚なきまでに破壊できる力を一先ず味方にしておけるのは破格の話だ。 そこについては無惨も業腹ながら異論はなかった。 どんな謀も正面から突破できる武力。 それと当分の間敵対を避け、雌伏し…その間に彼ら怪物共を退ける手を探るという選択も悪くはあるまい。 一時とはいえ傘下などに入らねばならない事実(屈辱)は脳髄を焦がすが、得られる利はあまりに大きすぎる。 「…鋼翼のランサーを処理するアテがあると言ったな。具体的な手の内を聞かせてもらおうか」 「ヤツとやり合って生き延びたとんでもねェ侍を見つけてな。 勧誘には失敗したが契約は出来た。あのランサーも相当な野郎だったが……侍って連中には侮れねェもんがある」 新宿を破壊した二体の片割れ。 鋼翼のランサーと仮称されるあの男は紛れもない怪物だった。 そんな男を殺すために用意した人材が言うに事欠いて侍と来た。 無惨の生きた最後の時代でさえ銃器の発展に負けて淘汰されていた連中が、英霊になったとはいえそこまでの能力を得られるものなのか。 訝るように眉を顰めた無惨にカイドウは何処か上機嫌に続ける。 「そいつの腕と刀がありゃランサーは倒せない敵じゃねェと判断した。根拠はこれでいいか?」 「……」 根拠としては確かにこれで十分だろう。 だが無惨は沈黙した。 カイドウに対する敵意や猜疑心によるものではなく、もっと別な理由からの沈黙だった。 カイドウにとって侍は宿敵だが、それ故に一目置いている存在でもある。 一方で無惨にとっての侍もカイドウと同じく宿敵だ。 しかしその意味合いは彼のそれとは大きく異なる。 「特殊な刀でも持っていたのか」 「あぁ。あれは妖刀の類だろう。首筋を掠めた程度だったが…ありゃ凄まじい。 何せ今でも傷が治らねェ程だ。ランサーの野郎もひょっとしたら今頃痛みでのたうち回ってるかもな」 赫い刀だ。 恐ろしい刀だった。 そう付け足したカイドウの眼下で無惨の瞳孔が静かに肥大した。 何かを言いかけて一度止め。 それから無惨は改めて空を泳ぐ青龍へと問うた。 「その男は…日輪の耳飾りを付けていたか?」 ――鬼舞辻無惨は。 ――神仏の存在を信じていない。 英霊になった今でも遥か彼方に逐わす彼らには何の力もないのだと蔑んでいる。 その彼が今この時ばかりは本気で祈っていた。 神仏に対してではなくとも、無惨のような男がただ無形の願いを掲げていたことだけは間違いない。 そうまでして避けたい事態があった。 決して聞きたくない言葉があった。 自分の何を捧げてでもあり得てほしくない現実があった。 「耳飾り? …あぁ、そういえば付けてやがったな。知り合いか?」 「――――」 無惨の眼がクワッと大きく見開かれた。 心底からの戦慄と心底からの動揺がその動作に同居していた。凝集されていた。 次の瞬間無惨が起こした行動はカイドウへの返事でも更なる詰問でもなかった。 その痩躯から……ぶわりと、赤黒い色の染み込んだ茨の波を噴き出させたのだ。 「おい」 血鬼術――黒血枳棘。 自然で喩えるなら茨。 現代で喩えるなら有刺鉄線によく似たそれらは無惨の血をもとに成立した死の触腕である。 体内に無惨の血が入れば末路は即死か即座の鬼化のどちらか。 サーヴァントであろうと重篤な影響を受けることは間違いない。 それを仮にも交渉を持ちかけてきた相手に放つという行為の意味は…つまり。 「これは……そういうことでいいんだな?」 話は終わりだという暴力的な意思表示。 カイドウという怪物を相手にしている以上、そこには更に"命知らずな"という言葉が足されるか。 暴風を巻き起こして黒血枳棘を打ち払った青龍の鋭い眼光が地の無惨を睥睨する。 しかし無惨は彼以上に激怒していたし、それ以上に動揺していた。 呼吸は荒く弾み、青筋がところどころに浮き出た形相。 彼はこの界聖杯に召喚されてからというもの数多の苛立ちと憤怒を噛み締めてきた。 それはマスターの狂人ぶりに対してであり、他の某かに対してでもある。 だが――今の無惨が抱いている感情の激しさは、間違いなくこれまでのどれよりも荒れ狂っていた。 「私の力が入用だというのなら今すぐ件の侍を殺して来い」 目を閉じれば今でも鮮明に思い出せる。 忘れることなどできる筈もない。 今もあの侍に斬り刻まれた傷は無惨の総身に刻まれ続けているのだ。 肉の奥深くに何百年と残り続け、死を経ても尚消えることのなかった忌まわしい傷。 人間であることを止め、日光のみを敵として思う存分に人を喰らい続けていたかつての無惨。 その自負と驕りを完膚なきまでに打ち砕き膾切りにした男がいた。 赫い刀を振り翳し。 日輪の耳飾りを提げたおぞましき男。 無惨を鼠のように闇に隠れ潜ませた男。 神仏をも恐れぬ鬼舞辻無惨に、初めて恐怖を与えた男。 「そうでなければ私が貴様を殺す」 カイドウが満足げに語った"侍"の情報はその全てが彼と一致していた。 否、そうでなくとも無惨には分かった。 誰よりもかの剣士を恐れた身であるからこそ分かった。 激突だけで都市を崩壊させる程の怪物共。 それと伯仲できる程の力を持った"耳飾りの剣士"。 これで人違いならば無惨は生涯で初めて神と仏に感謝の言葉を吐くだろう。 そんなことはあり得ないと分かっているから。 「お前とあのセイバーにどんな因縁があるのかは知らねェが……」 カイドウが無惨を見下ろす眼にもはや好奇の色はなかった。 そこにあるのは退屈と諦観。 つい先刻まで傘下に入れと勧誘を行っていた者がするとは思えないほど冷めた眼だった。 次の瞬間カイドウの龍化が解ける。 どん――と揺れる大地。 地震を思わす振動を伴いながら着地した彼の姿は一言で言うならば鬼神。 無惨と彼の眷属達よりも遥かに大衆のイメージ通りの"鬼"の姿形をした、怪物。 「もうお前はいい。底が見えた」 失望を露わに吐き捨てたその言葉に無惨は憤ったが、それは屈辱から生じる感情ではなかった。 実際に対面していながらまだ分からないのか。 あの男を利用するなどと本気で考えているのか。 そんなことができると本当に考えているのか。 実際にあの剣を見たなら考えるべきことは利用でも泳がすことでもなく。 真っ先にあらん限り全ての手段を使ってあの男を潰すか、奴が敗走することに懸けて隠れ潜むことであろうが。 「そんなにアイツが怖ェなら会わないで良いようにしてやるよ。 こんな腰抜け野郎が此処まで生き残ってやがるとは…流石に思わなかったぜ」 「精々利用した気になっていろ阿呆め。あの男を軽んじている時点で貴様の末路は見えた」 金棒を構えて嘆息するカイドウに対しての興味などはもはや無惨にはなかった。 耳飾りの剣士。 継国縁壱という名の人間を名乗る化物がこの地に存在していることを聞いた時点で無惨の選択は決まった。 Mも青龍も今となってはどうでもいい。 縁壱が死ぬまで全ての気配と痕跡を隠して雌伏に徹する。 それが無惨の決定だった。 縁壱が死なずに生き残ってしまった場合のことなどを考える余裕は今の彼にはない。 今の無惨を支配しているのは縁壱という稀代の超人に対する忌避感(トラウマ)。 合理性や細かな理屈など吹き飛ぶ程に峻烈な、動揺(ショック)だった。 “聞こえているな。細かい話は後だ。すぐに令呪を使え” 無惨は青龍と睨み合いながら、マスターである異形の精神を持つ女へ念話を飛ばす。 命じるのは令呪の使用。 彼女に手綱を引かれることをあれほど嫌っていた彼とは思えない命令だったが、これはそれだけ彼にとって状況が切迫していることの現れだった。 こんなところで油を売っている暇はない。 新宿を滅ぼしたサーヴァントだろうが何だろうが関係ない。 新しい拠点の話になど、もはや名残惜しさの一つも感じられなかった。 “この場から今すぐ貴様を連れて退避する。分かったら今すぐに令呪を使って私を呼び寄せろ!” 無惨はこと逃走することにかけては卓越したものを持つ。 彼がこうまで恐れる耳飾りの剣士ですら初見では無惨の逃走を止められなかった。 そんな彼もマスターという重荷を背負っている以上はこの場から逃げ出す判断はそう容易くは下せない。 しかし令呪がもたらす一時的なブースト効果さえあれば。 空間移動に等しい速度であの女を回収し、二体の怪物の手が届かない射程圏外まで逃げ遂せることも可能だろう。 “鬼舞辻くん。私、あなたにお願いするわね” そうだ、それでいい。 令呪を使って救援を希え。 貴様の命令に従わされるなど腸が煮えくり返るなんて形容では済まない不快感だが今この時だけは寛大に許そう。 一画で足りなければ二画を重ねて私を強くしろ。 頭の涌いた愚図が私に貢献できるまたとない機会だ。 “令呪を以って命じます。Mさん達を助けてあげて、鬼舞辻くん” 「――ふざけるなァァァ!!」 無惨が咆哮した。 それと同時に彼の肉体が膨張し無数の触腕を振り乱す。 音を遥かに置き去って振るわれる触腕が鎌鼬めいた真空の刃を飛ばし、カイドウは金棒を斜めに構えてこれを防ぐ。 最強の生物に堂々弓を引いておきながら、しかし無惨の激情はカイドウではなく己のマスターへと向けられていた。 “あの女は…一体、何処まで……!” 異常発達を遂げた脳に走った血管がブチブチと音を立てて切れていくのが分かる。 もしも無惨が鬼にも英霊でもないただの人間だったなら、間違いなく彼は七孔噴血の末に憤死していただろう。 忌まわしき耳飾りの剣士の存在を知っておきながら逃げられない。 速やかに気配を消して闇に身を潜めねばならないというのに、これから悪目立ちをすることになる。 何をどう間違えたらこんな最悪の状況に立たされる羽目になるのか問い質したい心地ですらあった。 「思い通りに行かなかったみてェだな。顔に出てるぜ」 「黙れ!」 鬼舞辻無惨、激昂。 不退転を課せられた彼は単身最強生物と相対する。 全てを殺し尽くしたい、喰らい尽くしたくて堪らない苛立ちと衝動。 かつて鬼の始祖として君臨し傍若無人の限りを尽くした男も……此処では首輪に繋がれた一匹の猛犬でしかないのだった。 ◆ ◆ ◆ 芸能界という魔界を生きてきた。 日本中から集まった妖怪が所狭しと犇めく魔境をスキップで歩んできた。 その星野アイが片膝を突いて口を抑え、逆流した胃液でその手を汚している。 それがどれほどの異常事態かは彼女がどれほどよくできたアイドルなのかを知る者であれば自ずと理解できよう。 アイドルは人前で汚い姿など見せない。 弱い部分など晒さない。 それなのに今のアイはどうだ。 顔を青褪めさせ、みっともなく吐瀉物を吐き散らしている。 ファンが見たら言葉を失いともすれば幻滅してもおかしくない姿。 しかしそれを指差し笑ったり揶揄したりできる者は恐らく居まい。 むしろ彼女達の前に立つモノが何であるかを一目でも見れば、白目を剥いて泡を吹いていないだけ上出来だと賞賛すらしたくなるに違いない。 “大丈夫か、アイ” “…あんまり。てか、ちょっとやばいかも” “無理もねぇよ。英霊(サーヴァント)のオレでさえ……心底(マジ)で戦慄(ブル)った” 覇王色の覇気。 大海賊時代を生きた豪傑達の中でもごくごく一部の者だけが習得できる雄々しきカリスマ。 立ち塞ぐ敵の全てを鎧袖一触に薙ぎ払うことすら可能とする覇気のエネルギー。 ましてや今回の場合それを振るうのは海賊達のハイエンド、四皇"ビッグ・マム"である。 それを間近で浴びて平気でいられる筈がない。 それが可能なのは彼女と同じかそれ以上の資質を秘めた超人だけだ。 「ン~? 何だい、女子供だらけのクセして存外タフじゃねェか。 おれの覇王色がこんなガキ共に耐えられる程ヌルいわけはねェんだが…界聖杯の野郎、まさか余計な真似をしたんじゃないだろうねェ」 ギロリと天を睨むビッグ・マムだが当然返答はない。 が、彼女の推測は的を射ていた。 可能性の器としてこの地に立つマスター達の存在はこの世界においては常人よりも一段上の存在として扱われる。 可能性の器、地平線の彼方に辿り着く資格の保有者という格(ランク)。 ビッグ・マム…シャーロット・リンリンの覇気を受けて尚アイやさとうの叔母、それどころか幼子であるしおさえ意識を保てているのはその恩恵だった。 もっともこれはリンリンにしてみれば至極不愉快な話であった。 本来なら覇気の放出だけで人事不省に叩き込めるような女子供が、ただ足腰立たなくなってゲロを吐く程度の被害で済んでいるというのは。 「おいおい、おれに一人で喋らせてんじゃねェよガキ共? どんな手品を使ったのか知らねえが…おれの覇王色を耐え抜いてみせたんだ。名乗りくらいはあげたらどうだい? 無作法な奴らだねェ!」 ママママと呵々大笑するリンリンを前に殺島は苦笑するしかなかった。 確かに殺島は破壊の八極道の中では下から数えた方が早い程度の人材だった。 最強の極道と呼ばれた男はおろか、息子程の歳である幼狂にすら及ばない三下。 だが…それを踏まえても断言できる。 こいつは格が違う。 サーヴァントとしての格以前に、生物として格が違うと。 “アイ。令呪を使え” “…仕方ないかな、これは” “戦えって言うならそうするが…勝率はハッキリ言って1%あるかどうかってとこだろうな。 オレの宝具(オウゴン)も化物(モンスター)相手じゃ分が悪い。そこの電ノコ君の働きにほぼほぼ委ねることになっちまう” 殺島飛露鬼の宝具『帝都高爆葬・暴走師団聖華天』はマックス数万に及ぶ軍勢を召喚する強力な制圧宝具だ。 しかしながらリンリンのような圧倒的すぎる個を押し潰すには彼らはあまりにも向いていない。 最悪今しがた見せた覇気の解放一つで数割削られてしまうような事態もあるだろうと殺島は踏んでいた。 つまり、此処で戦い続けることはほぼほぼリスクしかない選択なのだ。 であれば令呪の一画を使ってでもこの鉄火場を離脱した方が利口であろう。 アイもそこに異存はない。 ないのだが。 そんな彼女達をよそに少年少女は言葉を交わしていた。 「らいだーくん、戦える?」 「…まぁ行けるか行けないかで言ったら行けるけどよ。お前は大丈夫なのかよ、今の」 「だいじょうぶだよ。へっちゃら、だから」 神戸しおと星野アイならば覇道に通じる素質があるのは確かに前者だろう。 ならば覇王色の覇気を浴びたことによる負担も多少は軽減されるかもしれない。 だが前提としてしおはあまりにも幼すぎた。 狂気という名の武装をしていることを含めても。 可能性の器であるという特権を含めても。 ビッグ・マムの覇気を浴びておいて"へっちゃら"な筈はない。 「くえすと……ちゃんとやろ?」 「……お前、マジでこういう時ムチャクチャ言うよなあ」 地面にへたり込んで息を切らしながら笑う姿は明らかに空元気で。 だがだからこそデンジも嫌だ逃げようぜと正論を言うことができなくなってしまう。 デンジが目にしたどの悪魔よりも悪魔らしい化物を見上げながら…デンジは嫌々一歩を踏み出した。 それからチェンソーにすげ替えられた頭でぐりんと振り向く。 「アンタはどうすんだよおっさん」 「負け馬に張る趣味はなくてなぁ」 「ケッ。まぁそんな事だろうと思ったけどよ」 溜息をつきながら前に向き直るデンジ。 リンリンは彼の貧相な霊基を見透かしたように甲高く嗤った。 アイは心の中で小さく呟く――ごめんね、しおちゃん。 “私は生きなきゃいけないの” アイとて人の子だ。 悪女ではあれど悪魔ではない。 この年頃の幼子を置いて自分達だけ逃げることに後ろ髪を引かれる思いがないと言えばそれは嘘になる。 だがそれでもアイはしおとデンジに背を向ける。 彼女達の姿をよそに踵を返せる。 そうまでしてでも生きなければならないから。 そうしなければならない理由があるから。 「まって、アイさん」 その背中を引き止める声がかかる。 今まさに令呪を使おうとしていたアイの意識がそれに引かれる。 しおはアイの方を向いてはいなかった。 未知の強敵であるイカれた老婆に一人向かうデンジの背中だけを見ていた。 されどそれはヒーローの背中に願いを懸ける無力な子どもの姿ではなく。 デンジという名の武器を振るって敵を殺さんとする可能性の器の形をしていた。 「もう少しだけまってください。らいだーくんがあのおばあちゃんを殺せるかもしれないから」 「ごめんね。私、その言葉で足を止めれるほど子どもじゃないんだ」 「そうじゃなくても」 しおが目指す未来は二人きりの楽園だ。 だけどこの世界で生きる彼女には家族のような仲間がいる。 それは一蓮托生のらいだーくんことデンジであり。 都市一つをすら自分の手の平で転がしてのける犯罪王モリアーティであり。 そして…… 「とむらくんが来てくれるから」 神戸しおの好敵手(ライバル)である彼。 世界を壊すと豪語した彼。 彼がこの場に駆け付けないなんてあり得ない。 しおはそう信じていた。 そんなしおの言葉にはアイの心にも響く、強がりや我儘ではない心からの確信があった。 「だからもう少しだけ、まってください。おねがいします」 これは試練(クエスト)だ。 自分と彼を育てるための無理難題なのだ。 そんな難しい言葉は分からずとも。 しおは今この時にあっても、この現状をそういうものだと思っていた。 「本気で言ってるの?」 だからアイも思わず子どもに向けるべきでない言葉が出る。 子どもの言葉に"本気で言ってるの?"なんて大人げなすぎるが。 それでも言わずにはいられなかった。 それほどの重さがしおの言葉には籠もっていたのだ。 「うん。らいだーくんととむらくんが、必ずあのおばあちゃんをころすから」 そしてしおはやはり断言する。 勝つのは私達だと。 その言葉にアイは足を止めた。 殺島から聞こえる念話を受けても…それでも気付けばそうしていた。 なんて不合理。 なんて自殺行為。 そう分かってはいるのに。 それでもアイがそうしたのは彼女があらゆる嘘を知り尽くした偶像(アイドル)の中の偶像(アイドル)だったからなのかもしれない。 その言葉には嘘がなかった。 何処までも荒唐無稽で馬鹿げているのに嘘だけはなかった。 それが、アイの足と選択を止めたのだろう。 ◆ ◆ ◆ カイドウが金棒を振り上げる。 そして振り下ろす。 それだけの動作であるにも関わらずそこには黒い稲妻が伴っていた。 武装色の覇気。 たとえ自然という概念を体現するロギアの能力者であろうともただの一打で打ち砕く武の極北。 最低ラインを音速として振るわれる重打はしかし空を切る。 鬼舞辻無惨は最強生物の一撃を躱したことを誇るでもそれに驕るでもなく、怒色満面の貌で血鬼術を解放した。 黒血枳棘の茨がシュルシュルと奇妙奇怪な音を立てながら押し迫る。 それはカイドウの表皮に触れるなりその鋭利な棘で皮膚を破り、無惨の血を最強生物の体内に流し込まんとしたが… “つくづく不快な男だ。私の血鬼術で薄皮一枚裂けぬとは…” その体内へと続く傷(道)が開けない。 カイドウの皮膚は明らかに異常な耐久性を有していた。 いや。よしんば彼を流血させその体内に血を流し込むことができていたとしても。 それで果たして無惨の期待通りの成果を得ることが果たしてできたかどうか。 カイドウという生物の規格外ぶりを含めて考えれば、実に怪しいと言わざるを得ないだろう。 「やればできるじゃねえか。お前、おれの一撃を見てから避けやがったな」 「貴様のような野蛮人が私に向かって囀るな」 「ウォロロロ! よく吠えるじゃねェか…じゃあてめえは何だ?」 カイドウは笑う。 不敵に笑う。 「むせ返るような血の臭いが此処まで匂ってきやがるぜ。お前今まで何人殺した」 答える義理はないしそもそもそんな些末な事柄をいちいち記憶しておく程無惨は殊勝な生命体ではない。 強いて言うならば数えるのが億劫な程と答えるのが正しいのだろうが、重ねて言うが答える義理などないのだ。 無言を貫き、肉塊から成る有機の槍を数十と生成してカイドウへ放つ無惨。 そんな彼を愉快そうに下瞰しながら明王は無惨をとある言葉で評した。 「人間の真似事は止せよ…鬼が。似合ってねェぞ」 カイドウ、金棒を一閃。 生じた衝撃のみで無惨の攻め手を全て薙ぎ払う。 次の瞬間その巨体が無惨の視界から消えた。 無惨の思考を驚愕が満たす。 次の瞬間、彼の腹部を中心に強烈な衝撃が炸裂した。 “ち――…!“ 雷鳴八卦。 最強生物の代名詞たるその一撃は言葉で語るならただの打撃だ。 しかしその速度はまさに雷鳴の如き疾さで牙を剥く。 高速戦の世界に列席するに十分な力を持つ無惨でさえもが被弾を余儀なくされる超音速の一撃。 胴体の八割以上を吹き飛ばされながらも無惨は瞬時に肉体を再生。 彼に限って意趣返しなどという考えを思い浮かべる筈はなかったが、奇しくもその形になる行動へ無惨は打って出た。 全身の肉を蠢動させてバネのように扱い、自らの全身を"射出"。 カイドウへ肉薄するなり至近距離から叩き込む連撃の総数凡そ百二十。 カイドウはやはりと言うべきか金棒を構え防御したが…その少なく見積もって鋼鉄以上の硬度を持つ皮膚は確かに血を流していた。 「大した速さだ。耳飾りのセイバーにゃ及ばねェが」 瞬く間に無惨が追撃する。 かの侍を相手に張り合うつもりなどない。 無惨にとっての彼は恐るべき化物でこそあれど、対抗意識を燃やすような相手ではないから。 故に無惨はただ単純に"自分の前でその存在に言及した"という事実に憤激した。 さながら妖魔について言及する童のことを、不吉だから止めろと一喝する老人のように。 「道理も解らぬ蛮族が。その愚かしさは地獄で償え」 「道理なら解ってるさ。解った上で笑い飛ばすのが海賊(おれ)だ」 「そうかならば死ね」 何故この私がこんな戦いをさせられている。 あの男の存在を知りながら逃げることすらしていない。 現状への怒りはそのままカイドウに対する攻め手の苛烈さに直結する。 生半な攻撃では薄皮を裂くことすら叶わない最強生物の血を流させる、それだけの力を思う存分感情のままにぶち撒ける無惨。 今の彼はそうするしかない。 そうしなければならないように、目には見えない絶対の命令権によって無理矢理背中を押されている。 “認めること自体が業腹だが、埒外の強度を持っていることは確かなようだ” 並のサーヴァントであれば挽き肉に変えられて然るべき高速連撃。 それを受けておきながら僅かな流血で踏み止まっているカイドウの異様さを、無惨は激情の中にありながらも確りと理解していた。 普通に刻んでいたのではいつまで経っても削り切れない。 血を流し込んで呪いを刻む手もあるが望みは薄い。 となれば万事休すと諦めて溝鼠のように逃げ回る以外手立てはないのか。 無惨はこの苦境に心底怒っていたが、しかしそれは否だと考えていた。 “ただ刻むだけでは糞にもならない。ならば…” 生前ならばまずあり得なかった、自分が戦略を立てて立ち回らねばならないという状況。 それそのものが無惨にとっては十分に憤怒の対象だ。 過去最大級と言ってもいい屈辱に身を焦がしている無惨を一顧だにせずカイドウが再び暴を奮った。 再度の消失――高速移動。からの雷鳴八卦が無惨の半身を先刻の焼き直しのようにもぎ取るが。 その刹那、半身を欠いた無惨の体が溶けた鉄のようにどろりと歪んだ。 「気味の悪ィ体だなァ!」 無形の体は新世界の海賊にとって敵ではない。 自然(ロギア)を殴れる覇気を纏ってカイドウが一閃。 無惨はそれを巧みに掻い潜り、そこで人の姿へと回帰。 したかと思えばその右手でカイドウの腹の、つい先刻自身が流血させた傷口に触れた。 「大層な体をしているようだが」 成程確かに怪物だ。 無惨もそれは認める他ない。 が。体表から深く刻むことが不可能だとしてもそれならそれで打つ手はある。 実に単純な発想だ。 外から破ることができないのなら、内側に直接響かせてやればいい。 「――所詮はただの肉袋だろう。蛮人如きが私を見下すな」 血鬼術、発動。 名など与えてすらいない、それにしては絶大すぎる出力の異能。 生前ただの一度の解放で迫る鬼狩りの群れを壊滅状態にまで追いやった無惨の虎の子。 それは俗に衝撃波と呼ばれる現象であった。 傷口を介してカイドウの体内へと響いた衝撃波。 人体程度なら掠めただけでもお釈迦にできる破壊の力場を直接流し込まれれば…如何に四皇と言えども。 「お、ォォッ……!?」 無傷ではいられない。 涼しい顔ではいられない。 カイドウが漏らした苦悶の声。 それを聞き終えるのを待たずして、無惨は全力の衝撃を彼の胸板に叩き込んだ。 ぐらりと傾ぐその巨体は地面に背を触れさせた。 倒されたのだ、無惨によって。 敵の攻撃で倒されて天を仰ぐのは、此度の現界で二度目のことだった。 「おォ…ウォロロロロ! なかなか……効いたぜ、今のは」 口から垂れた一筋の血を拭うカイドウ。 四皇に血を吐かせたその事実は紛れもなく誇るべき功績だ。 此処までの戦いでカイドウに屠られてきたサーヴァント達は、皆いずれも彼の血の一滴すら拝めず終いだったのだから。 だが無惨の顔はあいも変わらず厳しいままだ。 少なくともそこには難敵に攻撃を通せたことを誇る色は微塵も見られない。 “化物め……” 無惨の見た目は既に五体満足、完全な状態に復元されている。 しかし彼の現状は実のところ満身創痍と言っていい状態だった。 カイドウの繰り出す打撃を浴びたことによる消耗が予想以上に激しかったのだ。 それもその筈、形なき自然すら捉える武装色の一撃ですら十二分に強力なのにも関わらず――カイドウが振るうのは覇王色。 覇気の頂点たる力を横溢させた金棒で殴られたとあっては無惨の玉体もただでは済まない。 毒に冒されながら異常者共の相手をした忌まわしい落日の記憶が嫌でも蘇ってくる。 “だが…脆い箇所もあると分かっただけでも収穫か……” 無惨は常に最強だった。 それは鬼狩りとの最終決戦にあっても変わらなかった。 継国縁壱という例外こそありはしたが、無惨は端から彼の存在を勘定に含めてなどいない。 技を磨く必要などない。 工夫などせずとも腕の一振りであらゆる障害が砕け散る。 無惨にとってはそれが常だった。 なのに今の自分はどうだ。 憤死寸前の怒りを噛み殺しながら不合理な戦いに臨むことを強制され、まるであの鬼狩り共のように頭を回して難題に立ち向かわされている。 令呪の束縛さえなければすぐにでも逃げ出しているというのに。 無益な戦いに匙を投げることすら今の無惨には許されない。 「……」 奥歯を噛み潰しながら戦闘態勢を維持する。 カイドウは口許の血を拭って金棒を無惨へ向けた。 現代風に言うならばそれはホームランを予告する打者のような仕草で。 次の瞬間鬼神が黒い稲妻を纏わせながら得物を振り被る。 無惨は回避することに意識の大半を割きつつも、カイドウの隙を縫って再びその体内に衝撃を打ち込む算段を練る。 秘術に依らず物理的な部位の多さを要因として実現する分割思考。 アトラスの本家本元達が見れば失笑するような力技でのそれが皇帝殺しの活路を開く微かな望みになる。 「鬼退治だ! ガラじゃねェがな、ウォロロロロ!」 「ほざけ――!」 停滞を引き裂く暴力と暴力の躍動。 それがいざや再開されるのだと互いの発散する凶気が予兆を醸す。 が…先手となるであろうカイドウが動くよりも先に、彼らのどちらにも起因しない暴力的な熱光が夜闇の中で炸裂した。 「…あのババア!」 既に瓦礫の山になりつつあったデトネラット本社の残骸を文字通り消し飛ばす炎と光。 カイドウにとっては嫌になるくらい見覚えのある爆光だった。 天候を従える女(ビッグ・マム)のホーミーズ、プロメテウスの力だ。 「興が乗るのは結構だが、こっちに余波を飛ばしてくんじゃねェよ。全く……」 苛立ち半分呆れ半分といった様子で嘆息するカイドウ。 とはいえ飛んでくる瓦礫や余波の炎は彼にとっては何ら致命的なものではない。 鬱陶しげに金棒を軽く一振りすればそれで終わる程度のアクシデントだ。 しかし。 単身で四皇の暴力と相対するのを余儀なくされている鬼の始祖、鬼舞辻無惨の反応は違った。 「――――」 彼がその反応を見せるのは二度目。 驚愕に目を見開いて言葉を失っていた。 継国縁壱の存在を知らされた時程の動揺でこそないものの。 無惨は此方の戦場に飛んできた爆光とそれ由来の炎で燃えた瓦礫に一瞬の躊躇いもなく背を向けた。 「…なんだ、お前」 カイドウはそれを訝しげに見つめる。 そしてその背中に向け、何の感慨もなく無惨の最大の欠陥(ウィークポイント)を看破した。 「太陽に弱ェのか?」 答える義理も余裕もない。 しかしそれが答えだった。 ビッグ・マムのホーミーズが一体にして主力格の"プロメテウス"。 彼は、"太陽"のホーミーズだ。 鬼舞辻無惨は…彼ら鬼は。 太陽の光を浴びれば、死ぬ。 →
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556 名前: NPCさん 05/02/03 00 29 39 ID ??? ネタを一つ サークルで、Aと数人が口論していた。 だんだんとそれが激しくなって、結局Aがムギャオーして部室を出ていった。 そのままサークルも辞めてしまったが、相手の方は怒りが収まらないらしく、 Aがサークルに寄贈した本(ルルブ、サプリ、資料等)を全部破棄してしまった。 絶版モノとかいろいろあり、二度とそれが出来なくなってしまった。 さて、困ったちゃんは? 1.ムギャオーして出ていったA 2.Aが出ていくまで追い詰めた相手 3.Aの残した本まで捨ててしまった連中 4.傍観してた俺達 563 名前: 556 05/02/03 00 40 48 ID ??? 口論の内容 不明。当事者に聞ける雰囲気じゃない。 Aのサークル脱退は他のメンバー経由で知らされた。 廃棄されたのは、その翌日か翌々日だったと思った。 570 名前: 556 05/02/03 00 46 39 ID ??? Aとはそんなに親しくないし、件の口論も気付いたら向こうでなんか言ってて、騒ぎを大きくするのもなんだからほっておいた。 二三日たってAと親しかった香具師から、Aが辞めた事を知らされた。 それから何日かたってから、Aの追いてったルルブが無いので聞くと、Aが辞めたので捨てたという答えが返ってきた。 572 名前: 556 05/02/03 00 48 59 ID ??? 廃棄を傍観するのはイロイロと痛い。 そーいわんといてーな。 気付いたら追い出した連中に捨てられて、orz状態だったんだから。 610 名前: NPCさん 05/02/03 01 25 40 ID ??? 556 似たような話がある。 大学のサークルの話。 Aはマンチ傾向のある香具師。 Bはアンチ傾向のある香具師。 AとBがルール解釈だかあるマンチ技の是非だかを口論していた。 やがてBに何人か加勢がついて、段々とAが不利になっていく。 Bやその取巻きはAの人格とかまで攻撃しだした。 ついにAはムギャオーして出ていき、ついでにサークルもやめた。 やめる時にAは、サークルの部屋に置いて半ば共有物化してたルールブック等を回収した。 キャンペーン途中を理由に、しばらく貸してくれと頼んだ香具師もいたが、 Aは、サークルをやめた以上メンバーに貸す理由はない、と答えたらしい。 結局Aは、キャンペーン途中の絶版ルールブックも容赦無く回収し、潰れた卓が2つか3つあった。 1.マンチ技を言い出したAに死刑判決。 2.Aと口論を始めたBにも何らかの責任があるのかも。 3.Bに加勢した香具師らもひょっとしたら…。 4.Aの人格攻撃ってのもちょっと…。 5.ムギャオーしたAが悪。 6.後日半ば共有物化してたものを回収したAが邪悪。 7.他人の絶版ルールブックで卓を立てていた人々。 8.他人が使用中のルールブックを強制的に奪ったAが罪人。 この中で誰が困ったちゃんでしょうか。 スレ52
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おっぱい
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中間の同時押しが捌ければクリアは出来る、後は稼げる所でどれだけCOOLを出せるかが鍵 -- (名無しさん) 2010-06-29 00 47 28 他のEX8を考えると逆詐称か。 -- (名無しさん) 2010-07-04 11 28 47 序盤及び終盤のリズム、中盤及び終盤の重なった譜面に注意すれば問題ない曲 -- (名無しさん) 2010-07-05 06 52 59 EXは☆8の基本が詰まった曲。長めの8分連打や、重なったノート、縦同時連打、変則リズムなどてんこ盛り。これが難しいと感じるなら☆8に手を出すのはまだ早い。 -- (名無しさん) 2010-07-05 12 03 24 ☆8の入門レベル。上にもあるが、難しく感じるなら素直に下のレベルへ。 -- (名無しさん) 2010-07-08 12 38 20 あらかじめ曲を聴かないと、最初と最後でひっかかる。ラストが個性的すぎてパフェ逃してる人がいるけれど、原曲を聴けばスッキリとすると思います。(タンタンタンタタンタンタンタタンタンタンタタンタンタンタタンみたいな) -- (名無しさん) 2010-07-13 18 10 18 別名「ラスボス」。難易度も高めだが曲調もRPGのラスボス戦ぽい。 -- (名無しさん) 2010-07-31 00 54 29 攻略のところにリズム難部分の音符のタイミングだけ書いておいた。書き換えたければ実際のマークに置き換えて編集してもOKです -- (名無しさん) 2010-08-04 15 10 35 中盤の重なった譜面はテンポよく行けば、終盤は曲を聴いていればテンポは取れます。 -- (名無しさん) 2010-08-07 11 20 43 どなたかHARD譜面のラストの攻略も…曲は腐る程聞いたけどいまいち理解できない -- (名無しさん) 2010-09-03 19 32 29 プレイ動画の評価がGREADになっていたので直しておきました -- (名無しさん) 2010-09-06 12 48 43 この曲ってナイトメアパーティーナイトからの流れでやると連打部分失敗しにくいかもしれない。てか長時間リズムよく連打し続ける練習曲…か? -- (名無しさん) 2010-09-23 21 54 37 ↑俺は消失からで初パフェ取れた。速い連打を見てから、というのも落ち着いて叩くのには良いのかも -- (名無しさん) 2010-10-21 19 18 57 最後の部分でいつもミスる 間奏最後にある同じようなやつはいけるのになぜだ -- (名無しさん) 2011-01-21 03 27 38 ↑4長時間連打の練習曲にもってこいだと思うよ。嫁曲だから毎回やってたんだが、その後長時間連打が安定するする。 -- (名無しさん) 2011-02-26 17 55 20 同じ場所に来る連打の練習曲として向いてると思う -- (名無しさん) 2011-03-25 05 21 22 ↑8 追加しました。多分合っていると思う -- (名無しさん) 2011-04-09 19 57 31 最後で1safeから抜け出せない -- (きおたん) 2011-04-10 16 16 06 最後のリズム取りづらい16分の前の×から始まる連打○のいちがわからないそこだけなのに××××○×○×○→最後の○×○×□△□△2回やって最後同時×連打途中に○があるけど位置わからない。皆様ボスケテくださいますようお願い申し上げます -- (崩壊ラストオーダー) 2011-04-15 06 50 55 ↑△□×○△□×○。すごいわかりづらい文章になっているになってるぞwwww つまり最後の同時押し2つの前の○が見えない(位置がわからない)ってことなんだろうけど、音楽に合わせて「~タッタッタッタジャーン」のジャーンの瞬間に○を押せば譜面の位置がわからなくても行けるんじゃないの?あくまでもリズムゲーなんだし。 -- (名無しさん) 2011-04-15 07 06 22 ↑わかりづらくてスマソ orz○が見えないのはそうなんですが、最後ではなくてジャジャジャジャの入る前の×連打地帯の○がどこなのかがわからないのであります。×だけではないとおもうのですが(汗)最初からこうかけばわかりやすかたのだろうか?スマソ -- (崩壊ラストオーダー) 2011-04-15 16 29 22 ↑つまり「煉獄の炎に焼かれて消えて灰になろうとも」のところかな?あそこはラスト(なろうと「も」)で○、そこからジャジャジャ…になる。その部分は歌詞に合わせて「○○× × × ××□ □ □□□□[△□H] [□×H] ××××××××○」 × ○ ×… こんなカンジ? -- (名無しさん) 2011-04-15 16 53 31 ↑ありがとうございます。○ないのか・・・オブジェ配置に惑わされたかな?やはり最後のタッタッタッタの部分で切れるリズムわかっててもつなぎづらいですな。他の曲も終盤やラストで切れて挫折感が。がんばるかな -- (崩壊ラストオーダー) 2011-04-15 22 51 31 ↑で記述したラストオーダーです。やっとぱぺれましたでたも98.8%て。しくしく -- (崩壊してるよあいなたん) 2011-04-20 19 16 36 いっちばーん最後でsafeたんが出てせつなさ乱れうち -- (名無しさん) 2011-05-03 23 52 59 タタタタタタタタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタン 1 2 3 タタン -- (名無しさん) 2011-05-04 08 58 30 つまり孤独→カラメロという□四連だからの△□みたいなもん。 -- (名無しさん) 2011-05-04 09 08 02 ☆8で最初にクリアしたのがこの曲だった。縦同時は☆7詐称や他の☆8よりは見切りやすい。 -- (てとら) 2011-07-22 14 05 21 崩壊歌姫マジで世界一の歌だ‼ -- (清音HARUNA) 2011-08-04 18 31 05 そうだねーwww -- (名無しさん) 2011-08-10 01 52 40 ↑6 自分発見w 一番最初にパフェ寸前まで行った☆8曲だなぁ -- (名無しさん) 2011-08-12 23 19 31 NOMALはHARD、EXよりもマーカーの速度が遅い。一応注意 -- (名無しさん) 2011-08-13 23 48 55 なんか聴いてて怖そうな曲だから桂園してたけど、譜面はそうでもなかったな -- (名無しさん) 2011-08-14 02 20 57 ↑マチゲータ!!桂園→敬遠ね -- (名無しさん) 2011-08-14 02 22 11 EXまぢでパフェでない・・・(´;ω;`) -- (ゆっきー) 2011-08-22 23 20 03 ↑2 マチゲリータに見えたんだがwww -- (名無しさん) 2011-08-24 06 52 13 ↑よう俺ww -- (名無しさん) 2011-08-24 13 37 45 曲調がラスボスっぽいからEX未経験時代はEX☆9だと思ってた。実際には☆8で最初にクリアした曲だったりするwwでも毎回ラストでパフェ阻止されるww -- (名無しさん) 2011-09-09 00 37 53 他の曲を(☆7とか☆6とか)をすっ飛ばして先程EXで最初にクリアしました何かごめんなさい… -- (名無しさん) 2011-09-10 15 59 04 これって完全なド素人に俺TUEEEEを見せかけたいだけならいいねw知らない人からしたら曲の雰囲気とハッタリの縦連のおかげで物凄く熟練した上級者がやる譜面に見えるからw -- (名無しさん) 2011-10-04 14 21 21 っと、こちらは選曲画面の最初から雰囲気だけのハッタリ譜面だがマスパペは雰囲気だけでなくガチ譜面なので初心者は間違っても手を出さないように -- (名無しさん) 2011-10-04 14 23 12 ↑3そのあとも「だれか がささや きはじめる」とか「きゅうさい のことば をならべたて」「すくいはないん だといった」って文節とあってないよ。これにわからず赤が出てあれ?ってなってる人も多いと思う。 -- (名無しさん) 2011-10-04 14 34 43 マスパペもそのうちこの曲と同じような扱いになるよ。 この曲やMSSだって最初から今みたいな扱いじゃなかったんだから。。。 -- (名無しさん) 2011-10-10 00 40 00 1・1・1・2連・1・1・2連・1・1・2連・1・1・2連~~~!…………タン!タン! ラス部分わかるまでの苦労が良い?思い出 -- (名無しさん) 2011-10-10 09 35 52 ↑5 ハッタリ縦連吹いたww曲の雰囲気もあって初心者から見たら上級譜面に見えるんだよね。 -- (名無しさん) 2011-10-27 12 41 06 ↑3パペッツと比べられて反論できる曲なんてロミシンくらいだろうよwまぁ、今のままインフレがつづいてパペッツが強に落ちたらいろいろとアレだが…少なくとも難しい新曲が来ない限りはないな。とりあえず☆8↑に挑むならこの曲をグレ安定できるレベルにならないとお話にならないね。40曲時代は☆8のラスボスだったのになぁ… -- (名無しさん) 2011-10-30 10 51 46 いつも最後のリズムが取れません。譜面と曲は頭に入っているのですが、○×4回を両手で打っているせいか次の□△でWorstになります。叩き方のコツがあればご指導をください。 -- (名無しさん) 2011-10-30 11 24 29 片手交互打ちするといいとおもうよ。○と△が薬指で、×と□が親指で自分はやってるよ。 どうしても両手だったら×叩いて次!って時には右手が□にあるといいと思うよ。 わかりづらくてごめん。 -- (名無しさん) 2011-11-05 14 53 19 あかん、すごいわかりづらい説明だった。 手を開いて、右手親指が×、薬指が○、って感じでおく。って言えばよかった。 そのまえの×連打から準備するといいかも -- (名無しさん) 2011-11-05 14 55 21 ありがとうございます。明日にでも片手交互に挑戦してみます。 -- (名無しさん) 2011-11-05 19 48 57 同時押し苦手でもこれなら見切れる。リズムにさえ乗れば簡単かも…? -- (更紗) 2011-11-12 16 07 35 ラストのタッタッタッタ!×4のとこ判定キツすぎないか???一度マグレでパフェったけどもう二度とできる気がしない -- (名無しさん) 2011-11-17 09 00 22 40曲時代は☆8のラスボス的な位置にいたんだけどなぁ…今じゃすっかり☆8入門になってしまって… -- (名無しさん) 2011-11-28 14 19 54 HARDでこれだけ未Pになってしまった。 -- (名無しさん) 2012-01-26 23 54 59 HARDの○--○--○--○-の前の×は全部16分音符? -- (名無しさん) 2012-01-26 23 55 47 ラストの同位置×なら中盤の同位置□と同じリズム。そこらかしこに配置されてる連打と同速。一つ目の○までがひとつらなりの連打と覚えると吉。 -- (名無しさん) 2012-01-27 12 32 42 「セレクト時のイラスト」だけじゃなくて -- (名無しさん) 2012-02-04 00 06 55 ↑ミスった。「セレクト時のイラスト」だけじゃなくて、NORMALとHARD・EXTREMEでPVも違うよな? -- (名無しさん) 2012-02-04 00 08 27 ↑ 確かにPV違うね。序でにノーツの速さもwあれは詐欺だww -- (たまごとふゆ) 2012-02-09 21 14 17 ノーマルがEXより難しいんだがWw EXPなのにノーマル84%だったwww -- (名無しさん) 2012-02-11 16 12 15 ↑同感。なんかリズムが取りづらい… -- (名無しさん) 2012-02-15 13 30 42 一見ムズそう+ノーツ数多いので、EX慣れた頃のモチベ維持に良い、かな? -- (名無しさん) 2012-04-12 21 57 06 Normal譜面の最後は配置が詐欺。 -- (名無しさん) 2014-07-01 00 35 54 EEX感想。EXの名所縦同時ゾーンが軸押してんてこにパワーアップ、最初と最後のリズム難は相変わらず。菱形配置の8分交互や16分交互長連打は初見殺しで分かってしまえば怖くない。ラスサビはWRONGを出しやすいカラフルなので名所を抜けても油断しないように。8.5弱〜中の印象 -- (名無しさん) 2014-10-16 22 19 53
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ほうぐんほうかいしょうこうぐん 収録作品:エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~[PS3] コーラス:杉並児童合唱団 作詞/作曲/編曲:下田祐 レコーディングエンジニア:太田敦志 ミキシングエンジニア:下田祐 概要 本作におけるラスボス戦で流れる楽曲。まさかの杉並児童合唱団による歌曲である。 最大の特徴は何よりもそのコーラス。イントロからコッココッココッコッコッココッココッコッコという強烈な出だしを飾り、 杉並児童合唱団が崩落・崩壊・終末・終局・殲滅・掃討・暗黒・抹殺と歌声を奏でる様はとてつもないインパクトがある。 またオルガンとパーカッションによって、11/4拍子というかなりの変拍子をとっているのも大きな特徴。 作曲者の下田氏によると「プログレッシヴで杉並児童合唱団の唄うラスボス曲を作るのが長年の目標だった」らしく、 同じくプログレで杉並児童合唱団の唄う『少女革命ウテナ』の「絶対運命黙示録」に強く影響を受けている。 余談だが下田氏は過去に東方シリーズの楽曲をウテナ風にアレンジした同人CDを出したこともある。 また今作のラスボスはとある条件を満たして戦うと、難易度がとてつもなく強化される。 その条件は「ラストダンジョン内にある巣を全部壊した上で特定の選択肢を選ぶ」というもの。 何も考えずに巣を壊してしまったプレイヤーはそのあまりの強さに泣きを見たことだろう。 そしてプレイヤーによっては真ラスボスに勝てるまでリテイクして何度も本曲を聞くことになるとか。 曲名の「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder:CCD)」はミツバチがコロニー(巣)から大量に失踪する現象のことである。 + 蜂群崩壊症候群の特徴 特徴として、コロニーの中や付近に蜂の死体が殆どないのに全体の30~90%もの大量の蜂が突然いなくなること、 女王蜂や幼虫はコロニーに残っている場合が多いこと、そして何よりも原因が特定できないことなどが挙げられる。 蜂は通常、卵が全て孵るまで巣を放棄しない上に、蜂蜜や花粉といった食料は備蓄されたままなのに突然失踪してしまうのだ。 食料が備蓄されていれば、巣を襲う天敵からの攻撃も巣に籠もることで防御できるため、敵による攻撃も原因として考えにくい。 そして食料として蜂蜜や花粉をコロニーに持ち帰るべき働きバチがいなくなるので、残っていた個体もやがては死滅してしまう。 ミツバチが消えてしまうことで、ミツバチによる受粉の恩恵を受けていた田畑が不毛の地となってしまうこともあるという。 ヨーロッパ全域やアメリカ、インドやブラジルなどで同様の現象が発生しているほか、日本でも類似した症例が報告されている。 今作のラスボスの正体とリンクさせた曲名となっているのだが、意味が分かってしまうとなんともぞっとする曲名である。 過去ランキング順位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 633位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 378位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 559位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 682位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 807位 みんなで決める2013年の新曲ランキング 70位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 283位 第3回みんなで決めるゲームソングBEST100 234位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 150位 歌詞 + コッココッココッコッコッココッココッコッコ コッココッココッコッコッココッココッコッコ ×6 崩落・崩壊・終末・終局・殲滅・掃討・暗黒・抹殺 コッココッココッコッコッココッココッコッコ ×4 人間文明は虚構の黙示録 更なる悲しみを輪廻し繰り返す 人類人智とは虚構の黙示録 滅びと再生を輪廻し繰り返す あぁ存在の意義 あぁ死にゆく定め あぁ愛し愛され 戦うために人は死ぬのだろう サウンドトラック Twilight Sky エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ ボーカルアルバム
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160.崩壊への幕開け 7月17日 ▲ 学部(105回生) 917 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 17 57 58 ID ??? 過疎ってるね 918 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 18 06 29 ID ??? 連休だし夏休みでもある 家で2chやってるのは・・ 926 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 18 30 04 ID ??? 何か新ネタ無いの? 930 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 19 03 59 ID ??? 寺田サイコ軍の粘着に失笑w 931 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 19 06 19 ID ??? また、あぼーんされるぞw 932 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 19 08 24 ID ??? また負けたのか?w 933 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 19 13 17 ID ??? 932 寺田軍がな 949 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 22 14 50 ID ??? http //mimizun.com/search/perl/idsearch.pl?board=ms id=qaW7mqOt0 上のURLに2つのレスが記されている。 同一人物が書いたものか、ID被りか判定よろしく頼む。 950 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 22 32 05 ID ??? 949 本人に聞いてみればいいんじゃね? 951 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 22 50 33 ID ??? →矢印とか(括弧)を多用してるね。 952 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 23 07 11 ID ??? 狂ってるな 953 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/17(土) 23 16 28 ID ??? 949 改行も多いです 7月18日 960 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 11 55 31 ID ??? 過疎ってるね 961 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 12 29 20 ID ??? 連休だから 鬼女は夏休みだし 962 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 14 13 58 ID ??? 糞澤よかったなw 過疎ってるらしいぞwww 963 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 17 11 25 ID ??? 昨年も夏休みの間は 鬼女板のカキコミ減ったな 966 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 19 55 04 ID ??? セカレとセカレ擁護荒らしが湧いてるけどな 967 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 20 21 12 ID ??? こんばんわ ローズさん、弁護士は用意出来たかなw 968 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 20 43 13 ID ??? そろそろ真剣に弁護士を考えないとな 969 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 22 14 38 ID ??? 離婚でもするのか?www 971 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/18(日) 23 00 31 ID ??? まだ離婚してなかったのか 973 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 07 44 52 ID ??? なんでローズはキャバ嬢やってたとバラしたんだろう それも自慢だったのかな? 974 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 08 06 36 ID ??? 973 自己顕示欲のかたまりだもん 露悪趣味からだろ 7月19日 975 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 08 34 42 ID ??? ローズさんには煽りが足りないそうです 444 さすらう名無しさん 2009/10/03 19 53 こんにちわ。 久しぶり〜。ふぅ。 435 おぉ、いいなぁ。もう15万だよ?トータルの累計の負けが。 それにしても、北米板はレベル高かったなって思う今日この頃。 あんま他で煽られても、痛くないや。 研究者様たちの神経を抉るような突っ込みのが、はるかに痛かったなぁと。 懐かしい思い出。あの2年は本当に楽しかった。酒呑んで毎晩書いたけど。 976 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 09 25 41 ID ??? ババアの強がりワロスw 977 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 10 15 59 ID ??? ローズは反省がたりないな 978 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 13 28 06 ID ??? 977 てか、反省してねーだろ 979 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 14 03 47 ID ??? 週末は不倫タイム♪ 980 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 14 32 37 ID ??? アラシの2人が不倫してる間は静かでいいなw 982 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 18 40 46 ID ??? 反糾弾派は、糾弾派がアラシだと言うが ローズと芹澤ほど荒らした人はいないよな 983 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 19 23 54 ID ??? ローズには永久に消え失せてほしい ローズは二枚舌どころか五枚舌だから 逮捕されないと懲りないか 984 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 19 47 58 ID ??? 982 荒らされてどんな気持ちだったの? 何ヶ月経ってもネチネチ言うくらいならその時言えばよかったんじゃない? 985 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 19 49 01 ID ??? でもまあ、2chにおける荒らしは追及派のバカ共だよね ルールわかってないんじゃないの?w 986 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 19 49 54 ID ??? と馬鹿が申しております ▲ 学部(106回生) 20 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 20 14 37 ID ??? サイコ野郎はいつまで続けるんだ? 22 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/19(月) 20 21 35 ID ??? ローズ逮捕まで続ける 28 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 00 43 52 ID ??? 22 あーゆーのは逮捕されてみないと 懲りないんだろうね 29 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 00 50 57 ID ??? 誰からも嫌われたローズ 誰もが憎んだローズ 何の為に生きてるんだろうね 7月20日 30 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 04 20 38 ID ??? おはよ。 あたし、ローズさんのこと好きだと思うよ。 この気持ち、たぶん、女にしかわからない。。。 ロム専さんにも頑張って欲しい。 31 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 04 42 59 ID ??? おはよ 女だけど、全然わからないですよ 加害者やセカレを追及ではなく捏造ホモ、 捏造近親相姦で叩き方が下劣 と思ったら一転して、追及派を叩きはじめる その叩き方も下劣すぎます いつでも誰かを叩きそれも大はしゃぎの下劣さ 人だから暴走とかあるかもしれませんが 下劣さを感じるのは1人だけです 手段を選ばず扇動してきた芹澤を糞とは思いますが ここまでの下劣さはローズにのみ感じます 32 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 06 02 30 ID ??? おはよ あたしもローズが大嫌い 金と結果しか見ない卑しさがホントに嫌 愛情に飢えて育ったんだろうな 人間として軽蔑しちゃう 33 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 06 17 54 ID ??? 人を小汚く叩く事によってしか自分の優越性を感じられないのだろう 相当の劣等感を抱えてるね 34 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 06 22 06 ID ??? おはよ あたしも女だけどローズの良さがわからない この事件でいろんな人を見たけど ローズほどの最低はいないよ 他人を不幸にして喜んでるんだろうね 叩いている時は大はしゃぎで すごく愉しそうだった 38 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 08 04 18 ID ??? おはよ。 ローズさん、嫌いじゃないけど、 やったことはどうも、ね・・・ 39 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 08 20 29 ID ??? おはよ ローズは自分しか考えてないよね ローズの玩具にされた人や梯子を外された人達が気の毒 40 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 08 30 33 ID ??? おはよ。 ローズは一度臭い飯を食べた方がいいよ。 そーすれば牛丼の有り難さがわかると思うよ? ローズの為だよ。 41 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 10 11 51 ID ??? ローズがさんざん事件とは関係ないホモ捏造してエロホモ小説で大はしゃぎしてたのが、 コロッと追及派叩きに転じて言い出し埋めやら荒らし始めたのは、 1.SはCではないってのと、2.肉は反省してる、その2点でいいのかな どちらも根拠は一切示さずに、1.SはCではないってのと、2.肉は反省してるの一点張り まず1.SはCではないって点 Sが明らかに間違いならそれこそ根拠を示せば、Sスレを上げ続ける人に論理的な批判のレスが増えただろう SがCとしてコピペで晒され始めた時、 既女は突然名前が挙がっている、コピペが拡散している、根拠は何?未確認だよね と火消しに回っていたし削除依頼を出したりしていた 7月下旬のオープンキャンパスでのクマ直凸でCは4回生情報がもたらされた それまでの電凸ではCは院生とされており、Cは院生なのか4回生なのかで論議もされ電凸も繰り返された SがCではない事を論理的に説明する事は可能だったはず しかし、ローズはSはCではないの一点張り これではSスレで既女たちが未確定では?とレスしてもCだとしてきたSスレ住民を、 説得はできないだろうし実際にその後もスレは続いた もっとも捏造近親相姦レスは2009/09/18なのだから、まだ追及派叩きに転向する前だから 根拠を示してまで擁護する気はなかったのかな 間違いならきちんと根拠を示すのが普通だし、まともな追及派はそれが妥当なものなら聞いたはずではないか? やる事がおかしい 2.肉は反省してるの点は、それこそ一点張り 42 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 15 36 05 ID ??? 41 Sの時、一番問題だったのは根拠を示さずSはCでないの一点張りだった事だが その時ローズが、こちらの質問に答えず言いたい事だけ言うと立ち去った態度に呆れた人も多かった その上古巣で、自分は正しいとねらーを馬鹿扱い 説明もせずにいきなり来て、自分の言う通りにしろでは、反感持って当然とちゃうの 肉にしても、証拠がないなら嘘ついちゃいますの人なんだから、確かめないと信じられないでしょ それをローズは自分が信じたから正しいってスタンスを崩さない 近親相姦は悪ノリが過ぎたんだろうけど、やっていい事と悪い事がある ローズは完全に一線を越えてる 43 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 15 39 46 ID ??? ローズ擁護は 30みたいな腐ばっか 事件に腐を持ち込んだのはローズ 腐ネタで楽しそうに遊んでたな 44 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 15 53 48 ID ??? 遊んでいいものと遊んではいけないものとの 区別ができないんだね。集団準強姦事件で 大はしゃぎで遊んでしまう神経がどうもね 追及派の人に対して逮捕逮捕と大はしゃぎ には本当に愛想が尽きた 本当の楽しみを知らない人なのかも 45 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 17 22 56 ID ??? キャバ嬢経験や不倫を自慢げにバラす神経も理解できない ネットなら何してもいいと思ってるのか リアルでも公表してるのか 48 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 20 58 50 ID ??? 酷い過疎ぶりだな 49 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 21 15 24 ID ??? 事件とは別にローズを監視するスレが必要かもしれないな これ以上犠牲者が出てはたまらん 50 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/20(火) 22 07 59 ID ??? 49 ローズの古巣での発言は監視して逐一報告しないとな 52 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 00 31 29 ID ??? どう頑張っても ローズは擁護できない 55 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 07 51 14 ID ??? 糞コテなんかどうでもいいよ。QBの逮捕ってないのかな? 56 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 10 11 30 ID ??? 55 今更どうやって? お前みたいな常識欠落した馬鹿もローズと同じだよ 57 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 10 18 42 ID ??? 55 示談は6人とのみで凹との示談はないが、 集団強姦告訴を取り下げた以上 被害者は集団強姦での再告訴はできない 事件に伴っての名誉棄損とかあれば出せるだろうが 出すとは思えない 62 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 14 27 59 ID ??? ローズ逮捕までは諦めない 65 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 15 39 14 ID ??? 55-57 凹の逮捕は無理だが ローズ逮捕は可能性大だ ガンバロウ! 66 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 15 44 55 ID ??? 65 芹澤やローズは誰でも告発できると アホ言って逮捕と大はしゃぎだったが ローズの件も告訴人がいないと無理 69 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 16 52 03 ID ??? 過疎ってるね 70 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 16 53 00 ID ??? 夏休みだし猛暑だしね 71 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 16 54 03 ID ??? 夏休みの初めは行事が多いんだよ 72 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 16 59 20 ID ??? また負けたのかw 76 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 17 25 ID ??? また負けたそうだねw 77 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 26 18 ID ??? 寺田軍は勝った事ないよw 負けても勝ったと言うだけだからw 78 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 30 26 ID ??? 自分が勝ったと思えばいいだけw サイコ最強 79 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 33 22 ID ??? いつも負けてるから癖になってるんじゃないの?w 80 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 33 28 ID ??? こんな惨敗でも 最強伝説になるのだろうw 84 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 38 31 ID ??? ちやほやされたローズと芹澤が落ちぶれて行く様子は 見応えがあったなw 85 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 39 49 ID ??? 芹澤の場合は自爆だなw 86 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 54 15 ID ??? 84 「ちやほや」がそもそも全て自演だった件 87 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 55 39 ID ??? 過疎ってもいい 俺はこのスレを本拠地にして 監視を続ける ローズの古巣も監視しないとな 88 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 19 57 54 ID ??? 86 だよなw ローズが現れなくなったら ローズ擁護も見事に消えたなw 89 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 20 00 13 ID ??? ・・ありえんよ・・寺田軍というやつ(ら)のはしたなさは・・・ 90 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 20 04 11 ID ??? モテモテを自演するのは どんなもんなんだろう? 恥ずかしくないのかなw 91 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 20 07 12 ID ??? 芹沢やローズに恥の概念があるとでも? 93 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 20 15 09 ID ??? 事件があったソースを出せってのは 冤罪だと言ってるセカレと同じだからな 98 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 22 46 25 ID ??? (卑猥AAにつき省略) 101 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 22 52 55 ID ??? 変なAA貼るなよサイコ軍w 102 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 22 53 58 ID ??? >ちんちん シュッ!シュッ!シュッ! この台詞はセカレの筈なのにおかしいねえサイコ軍w 103 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 22 56 42 ID ??? しかもロリコンAAとはいいご趣味だなw サイコ軍は犯罪予備軍じゃねーかwww 105 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 22 58 43 ID ??? おまんちん踏んだ↓の仕業じゃね? ■ 2010年7月21日(水)22時40分40秒 リンク元: http //ime.nu/fatalita.sakura.ne.jp/news/archives/51394273.html?obakekinoko.jpg ホスト名: p5244-ipbfp402kyoto.kyoto.ocn.ne.jp IPアドレス: 124.101.8.244 ブラウザの種類: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB730; GTB6.5; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; .NET4.0C) ポート番号: 52638 クエリ文字列: obakekinoko.jpg http //fatalita.sakura.ne.jp/news/archives/index.html 107 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 02 04 ID ??? 102 http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/795-805 これ見ると逆だと思うけどなあ 自演? 108 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 02 04 ID ??? サイコ軍は寺田=芹澤のソースもあやふやなのに 何故か寺田軍と呼ぶんだな 一人でやってんのかwwwwwwwwwwwww 111 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 03 50 ID ??? 108 妄想でAA貼った人を認定する人と変わりないんじゃね 112 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 04 17 ID ??? 111 ばーかw 113 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 05 41 ID ??? てーと釣りとか言うんだよなあ 寺田の人に釣られてんのはどっちなんだろう 114 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 06 03 ID ??? 107 質問厨まだ生きていたのかwww 116 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 07 29 ID ??? 113 これは印象操作でもしているつもりなのかな? 118 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 10 17 ID ??? 116 どこが? 120 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 12 22 ID ??? >どっちにしても、ぷらら大阪が大学に批判的な人だと考えるには不自然な点が多いことに変わりは無いよ こんなこと言ってたやつはもうセプークした? 122 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 13 28 ID ??? 116 http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/805 ここで同種のAAを貼ってんのは反糾弾派とやらの人じゃん 印象操作してるのはどっちなんだろう 124 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 14 53 ID ??? 122 安易な認定はやめてくださいね 127 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 16 09 ID ??? 122 てか、この野次馬は毎日何しにきてるんだ?w 129 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 17 09 ID ??? 120 根拠のない認定されてもなあって、言い方をすればいいのかな で、ぷらら大阪が中傷してるって決め付けの根拠になるデータは誰か出したの? 130 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 18 00 ID ??? 流石荒らし行為を平然と完遂する自称(笑)糾弾派=サイコ軍wwwwwwwwwwwwww 132 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 18 44 ID ??? 129 おまえが探せば?質問ばかりしてないでww 137 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 23 33 ID ??? 101-103 この認定の根拠は何? 安易な認定をしてる人がいるから http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/796 に対して批判的な人が http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/801 http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/805 同じIDで同種のAAを貼ったことがある事実を提示しただけだよ 同じIDで同種のAAを貼ったことがある事実を提示しただけだよ 124 140 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 25 03 ID ??? ババアって分が悪くなると顔真っ赤にしながらURL貼りまくるってどっかのスレで見たw 141 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 25 17 ID ??? 132 ぷらら大阪が中傷してるって決め付けた人が出せない 無いデータを探すのは不可能 142 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 25 47 ID ??? 141 そのレス持って来いよw 144 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 27 47 ID ??? 140 印象操作がまちがってるんじゃねってソースを貼ってるだけなんだけどなあ 101-103 この認定の根拠があるなら どっかのコテと違って間違いを認めるし訂正もするよ 145 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 28 58 ID ??? 144 ん?おまえ最悪板のスレで間違い認めて訂正して無いじゃんw 嘘ばっかついてんじゃねえよアハハハハ 146 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 29 21 ID ??? 何が印象操作だよw こんな過疎スレでそんな暇な事するかってのw 149 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 30 43 ID ??? 童貞ロリコンレイピストが粘着するのは理解できるけど この必死ババアは何? 馬鹿なのかな?w 150 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 31 30 ID ??? 146 116 この人にいえばいいと思うよ 152 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 32 05 ID ??? 150 これは印象操作ですね^^ 154 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 32 50 ID ??? 149 101-103 この認定の根拠があるなら どっかのコテと違って間違いを認めるし訂正もするよ 157 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 34 39 ID ??? 154 早く謝罪しろよw 間違った前提の上に理論を積み重ねたお馬鹿さんw 28 名前:最低人類0号 [] 投稿日:2010/06/18(金) 12 12 36 ID 23w37N+Q0 【集団強姦】京都教育大 87回生【示談・隠蔽】 http //same.ula.cc/test/r.so/changi.2ch.net/student/1271927600/695 695 名前:学籍番号:774 氏名:_____[sage] 投稿日:2010/04/24(土) 20 27 23 ID ??? 2010/04/24(Sat)04 39 57 i125-201-147-100.s02.a027.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; InfoPath.1) Unknown 2010/04/24(Sat)04 37 36 i125-201-147-100.s02.a027.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; InfoPath.1) Unknown ------------------------ i125-201-147-100.s02.a027.ap.plala.or.jp 長野県 http //whois.hansode.org/host/i125-201-147-100.s02.a027.ap.plala.or.jp 158 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 35 40 ID ??? 157 残念だけど、それを書いたのは違う人 161 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 36 04 ID ??? 158 ほうほうw 162 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 37 22 ID ??? 158 じゃあこいつにもツッコミ入れとけば?w 166 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 39 25 ID ??? 161 安易な認定をされてるから「代わり」に貼っとくね http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1272073000/177 168 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 40 56 ID ??? 166 何を言いたいのかさっぱりわっかりませーん 172 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 43 35 ID ??? まとめwikiがフシアナすればいいと思いました 174 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 44 44 ID ??? 173 判るように説明できないヤツが問題なんじゃんw 180 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 47 27 ID ??? 137 反糾弾とやらの人が貼ったんじゃねってソースを貼ったのに 101-103 この認定を根拠も無いのに続けてるひとがいるなあ 今までも、こーゆー強弁を続けてきたのかなあ 愉快犯的な人しか残ってない事を、個人スレがどーの言ってたコテの人達はどー思ってるのかなあ 188 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 52 07 ID ??? 180 おまえが貼ったのはソースでも何でも無くて類似性のあるレス。 それをソースと呼ばない。頭おかしいの? 193 :学籍番号:774 氏名:_____:2010/07/21(水) 23 56 47 ID ??? 188 類似性がある前例と何の根拠も無い認定 101-103 しつこく言いつづけてる人なら この認定の根拠をだせばいーだけだと思うよ 次 161.ロリコン捏造 【文中のURL】 949 http //mimizun.com/search/perl/idsearch.pl?board=ms id=qaW7mqOt0 107 http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1266876588/795-805 166 http //same.ula.cc/test/r.so/hideyoshi.2ch.net/ms/1272073000/177
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